冬の新アニメ2017、12回目はKADOKAWAの角川スニーカー文庫から刊行されているライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を!」が原作で、2016年にアニメ化された同作品の続編である「この素晴らしい世界に祝福を!2」です。
前期は本当に面白かった。10話の中で非常によくまとめられていたし、各キャラが立っている作品でもあって、ここ数年の中ではすごく最高だったとも。だからこそ、皆の支援で2期が放送できるようになったし、逆に皆が見ているから、今期は相当高いハードルの中、上手く飛び越えられるかがポイントになってくるでしょうね。
あらすじは続きものなのでなし。
街に訪れた危機(起動要塞の襲来)を救った主人公とその仲間達。しかし、街にやって来た国王の使いいわく、主人公に国家転覆罪の疑いが掛けられ、さあ大変・・・というふうになってしまいました。
第1話を終わって即座に思ったのは、相変わらずあいつらクズだ(ギャハ)。国家転覆罪の共犯者になりたくないがゆえに、あっさりと主人公を売り渡すヒロイン達もヒロイン達なら、街の奴らも街の奴らで、これはひどい(笑)。そう思うと、今回ばかりはカズマさんがかわいそうになってきましたよ(ニヤニヤ)。
その後の取り調べも脱走計画も裁判も、各キャラの持ち味が存分に発揮され、もうどうにでもなれ(ホメ言葉)。カズマさんの暴露話で各ヒロインはドン引き&羞恥心丸出しとか取り調べの時にカッコつけようと思ったら、ウソを見抜かれ意気消沈の主人公とか、アクア&めぐみんが弁護人どころか足引っ張ってる(ダクネスさんのお家の威厳のおかげで助かったようなもの)とか。
結局多額の借金を背負い、家以外の財産は全て没収。ここから頑張るかなと思っていたら、オープニング(第1話の最後に流れているので、この回はエンディング扱い)の一連の流れ。結局報酬を皆の飲み食いに使っているようじゃ借金返済は遠い夢みたいなものだなぁ・・・(でも、その羽振りのよさも皆に慕われる理由なのかもしれないが)。
安心&安定のデキでした。2期の不安を一気に消化・浄化させ、大丈夫ちゃんと面白いと納得させられましたよ。
今回も10話の構成のようですが、この勢いなら大丈夫だと思います。また私達を楽しませて下さいな。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。
この素晴らしい世界に祝福を! 全5巻セット(Blu-ray)