今年からJリーグの試合を配信しているDAZN(ダ・ゾーン)。かねてから配信がトラブっているケースが散見しているということで懸念されていましたけれども、遂にその懸念が出てきてしまったのです。
昨日開催された唯一のJ1の試合だったガンバ大阪×ヴァンフォーレ甲府の一戦。その一戦が試合開始前から配信できないというトラブルが発生しました。それに対する対応もグダグダで、DAZN公式サイトやツイッターでは試合中は謝罪だけだったのに対し、Jリーグの公式ツイッターではバレーボール(Vリーグ)のチャンネルで代替配信が行われていることをアナウンスしていました。
配信トラブルの原因は、一気に観客が来たことで詰まったと思われていたのですが、実際は映像加工のトラブルや配信プログラムミスではないかと言われています(詳細がまだわかっていないので、今後明らかになってくるだろうと思われ)。Jリーグ側もDAZNが原因としているので、DAZN側の問題と言っても過言ではないでしょう。
先述の通り、かねてから言われていたのですから、Jリーグ開幕で大勢の人達がサイトに駆け付けることはわかっていたはず。そして、その人達はライブ配信が見られるからやって来たこともわかっていたはずです。そうなればサーバー負荷はもちろんのこと、今後の配信にも影響を与えかねないのです。それなのに、他のスポーツで起こっていた問題をスルーしたばかりか、(推測ながらも)お粗末な原因で見られなかったのは、今後の加入者を増やすうえで大きな問題になるでしょう。
あまつさえ、見られなかったら見逃し配信で見てね的な精神も、ライブで見たい人に対して失礼ですよ。その見逃し配信もアウトだったそうですから、もう目も当てられない。
発表もツイッター上でしか行われなかった、しかもJリーグからしかないのもおかしいのでは。即座に公式サイトにアップするくらいできないのかと、これに関しては双方、配信している側にも配信を決定した側にも言いたいです。
最後に、こればかりは言いたいくないですけど、外国企業はリスクマネジメントがおろそかかつ日本を舐めてるなと。前から言ってますが、X様での対応のまずさ(起動時するとディスクに傷が付いても仕様と言って言い逃れていた。後にあまりの対応のまずさから来るクレームに、ディスク交換に対応を切り替える)を教訓にしなさいよと、本当に何度でも言いますわ。