元々は小学館の週刊誌「ビッグコミック」で読み切りとして始まり、後に実業之日本社で連載を開始します。
「笑ゥせぇるすまん」として始まったのは、意外にもアニメからで、1989年~1992年にTBS系で放送された「ギミア・ぶれいく」の中で放送されたものでした。これでこの作品を知った人も多いでしょう。後に中央公論社に連載が再び開始され、1999年にはドラマ化もされています。
色々な変遷をたどっている作品ですが、アニメ化は28年ぶりなんですね。その間にCMとかで登場していたので、そう感じなったですわ(苦笑)。
今作も、1話完結のオムニバス方式で進められます(1日に放送されるのは2回)。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
セールスマンである喪黒福造は、老いも若きも社会に浮いた人達をターゲットにし、「ココロのスキマを埋める」と称して、代金も頂かずターゲットに様々なものを置いていく。
しかし、時にターゲットが約束を故意か偶然かに関わらず破ってしまったら、とんでもないしっぺ返しを食らわせるのであった。
というふう。
この作品の中で大きく変わったのは喪黒の声だけ(TBS版で担当していた大平透さんが亡くなったため。今作では玄田哲章さんが務める)で、それ以外は大きく変わっていません。TBS版を見ていた人でも安心して見られるのではないのでしょうか。内容は既にTBS版で放送されたものをリメイクしたものと新作でしたね。どちらも、エスプリの効いたブラックジョークなので、大人でも十分に楽しめるし、過去にTBS版を見ていた作品だと、今になってよくわかるものもあるので、自身の変化も気付けるのではないのでしょうか。
地味といえば地味ですけど、非常に丁寧ですね。久しぶりに見ましたけど、やっぱ面白いですわ。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。
笑ゥせぇるすまん 完全版 DVD-BOX

