
色々ある中、やっぱり一番目が行ってしまうのは、2011年。震災のあった年です。あの時は建物が津波で流され、鉄道にも大きな被害が出ておりました。山田線やBRT(バス・ラピッド・トランジット)で運行されている大船渡線・気仙沼線の一部のように、まだ復旧できていない路線もあります。全ての路線が復活するのは、いつの日になるのでしょう。
そんなこんなで、食べるところは思い付かず、寿司食いたいなぁ・・・とおぼろげに歩いていた時、そういえば、すし哲が仙台に支店を構えたことを思い出す。ネットで調べてみると、3階の寿司屋街ではなく、地下のレストラン街なのね。時間も時間だし、早速向かうことに。
すし哲は偶然ランチタイムのピークが過ぎていたので、すぐ入れました。

こちらは、今が旬の閖上のものだそうな。まだまだ大変なんだろうけど、水産物は徐々に戻ってきているのね。
これは肉厚で濃厚な味わい。美味い以上の形容詞が出てこない私自身に喝を入れたい(笑)。刺身もあったんだけど、やっぱり寿司屋だから基本は握りの方がいいかなと。

これが、俗に言う『ねぎま』です。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、元々ねぎまはマグロの肉にねぎを煮込んだ葱鮪(ねぎま)鍋から来たもので、そこから転じてマグロとねぎを串で刺したものを指すんですね。後に、鶏肉の方がメインになっても、ねぎまと呼ばれるようになりました。
ほんのりと魚の独特な臭いはあるものの、魚と言われなかったら、肉のような味わいとも言えますわ。昔はトロの部分を焼いていたんだって。確かにあぶった方が美味いっていう人もいるしねぇ。
さて、ゆっくりお昼は頂いた。次へ向かうのは、仙台市の東部。地下鉄東西線で目的地に向かいます。

