2017年09月10日

桐生が日本人初の9秒台に突入

陸上男子100mで、霧生祥秀選手が日本人初の9秒台になる9秒98を叩き出しました。
桐生選手は、高校時代に当時の日本記録に迫る10秒01を出したことで一躍有名になりました。それ以降は夢の9秒台を願う声が桐生選手に浴びせられるようになります。
大学に進んでからもその流れは止まらず、度重なるケガと9秒台を願う観客達のプレッシャーに押される格好になり、記録が伸び悩むだけでなく、ケンブリッジ飛鳥選手、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手、多田修平選手などライバル達が台頭するようにもなり、今年の世界陸上ロンドン大会では個人種目への出場も果たせないほど追い込まれていったのです(後にリレーで出場し、銀メダル獲得に貢献したのは言わずもがな)。
そんな中で、桐生選手は自分を見失いそうになりながらも、コーチと二人三脚で徐々にプレッシャーをはねのけていきました。室伏広治さんからアドバイスをもらい、彼が行っていたトレーニング方法を取り入れて鍛えるということも行っていきました。様々な対策を練って練った結果に得たのが、この記録だったのでしょう。
おめでとうございます。まだまだ苦しい中で陸上を行っていくことでしょう。それでも、この記録が自身にいい流れになってくれることを願い、更なる活躍を願っております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57│Comments(0) スポーツ 

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