10月になり、まだまだ昼は暑かったりするものの、いよいよ秋めいてまいりました。ゲーム業界も実りの秋としたいのか、作品を充実させんと意気込んでいます。この時期の作品は、長い目で見れば、クリスマス商戦にも売れるものになると思うので、意気込みも違いますわね。
では、注目作の紹介です。今回も最初は、マルチ展開の作品から。
最初は、「LOST SPHEAR」(PS4・Nintendo Switch)(★)。
記憶を操作して世界を改変できる主人公が仲間達と共に世界を旅するというRPGになっています。
本作は、「クロノ・トリガー」を源流にするアクティブタイムバトルを採用しているものの、コマンド選択式になっているので、戦況を見ながら判断することもできます。また任意のキャラをバトル中に移動させることも可能です。
本作の目的は、ロスとしてしまったものを再生させること。人との会話や敵との戦闘で記憶を集め、その中から再生していくというふうになっています。これにより先に進めることや新たな能力の開放ができるようになります。
それ以外にも機装と呼ばれるロボットに乗っての移動や敵との戦闘を図ることも可能です。
幻想的な世界観ながら、内容はかなりシビアで難易度は高めなのではと思います。骨のある作品になるかもしれないので、どちらかというと玄人向けの作品になるのでしょうか。
2番目は、「いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY」(PS4・PS Vita(★)。
1986年に発売したドラゴンクエストシリーズと1987年に発売したファイナルファンタジーシリーズの30周年記念作品。双方の30周年を橋渡しする作品になっています。
登場人物は双方のシリーズから計26人。そのうち「ドラゴンクエストⅥ」のテリーや「ファイナルファンタジーXV」のノクティスなどの新キャラが計10人登場します。なお、キャラボイス付になっています。
両シリーズの名場面をモチーフにしたマップが登場。さらに、各キャラの登場シーンなどが見られるミュージアムモードやプレイ後のハイライトモードも搭載されています。
また1つのコントローラーでプレイできるローカル対戦やPS4・PS Vitaとの間でもプレイ可能なインターネット対戦、PS Vita同士で楽しめるアドホック通信対戦が楽しめます(全て最大4人まで可能)。なお、インターネット対戦中はスタンプでの会話になります。
シリーズのフリークにとってはたまらない仕様になっているので、オススメです。
3番目は、「アサシン クリード オリジンズ」(PS4・XBOX ONE)(★)。
古代エジプトを舞台にしたアクションRPG作品になっており、アサシン教団設立の背景を知ることができるものになっているとのこと。
特徴としては、謎解きの要素以外に、多種多様な武器をシームレスに持ち替えて複数の敵を倒すことができるようになっています。
プレイするたびに様々な要素を見せる、やりこみ要素の強い作品に仕上がっているようです。
最後は、「甘えかたは彼女なりに。」(PS4・PS Vita)(★)。
2016年にPCで発売された同作品の移植版。他人との距離感を掴めない主人公とヒロイン達との恋物語です。
PCからの移植(18禁作品なので、その要素を除く)なので、追加要素はないようですが、遊んでみたかったという人やPC作品に抵抗感のある人は、遊べる機会になりそうです。
次回は、各ハードの注目作の紹介です。