候補者は届け出順で、
①共産党推薦の建築業役員で元岐阜県市議
②自民党・公明党推薦の製菓会社社長でFC岐阜個人持株会理事長
③元民進党岐阜県副代表で2017年の衆議院議員選挙岐阜1区の候補者
④社団法人理事で元民主党県代表・元衆議院議員
⑤NPO法人理事
⑥ベンチャー企業社長
⑦尺八講師・鵜飼い業・岐阜県青少年文化活動推進協議会委員
以上になっております。
この中で、中心候補になってくるのは、②・③・④、中でも2014年の岐阜市長選挙で次点になっている④は他の候補にとって最大のライバルになると思います。しかし、自民と公明の推薦を得ている②や先の選挙で一定の支持を集めている③も十分支持を集めることでしょう。中でも②はFC岐阜の経営危機当時からスポンサーとして支えている会社の社長ということで、地元ではちょっとした人。市長になればチームの関係もよくなるのではないかと見越して投票するサポーターもいることでしょう。サッカーは基本的に若年層や中年層の支持が多いので、18歳・19歳に投票権が与えられる今回の選挙には追い風になることでしょう。
今回の岐阜市長選挙の主な争点は、市庁舎の建て替え問題と先細りする岐阜市への対策。
前者はカネを掛け過ぎている・市庁舎が規模に対して大きすぎるとの批判が絶えません。反対以外の明確な主張が出てこないのは、支持者がどう思っているのかわからないからというふうに思えますね。市長・議員専用エレベーターの問題もあったので、このあたりも心理的な影響を与えることでしょう。
後者に対しては、新しい産業を起こしていくのか、駅前にマンションを建てるように、新興住宅地を促進していくのかになってくるでしょう。柳ケ瀬の再開発も絡んでくるので、そこに明確なビジョンを出せるかも候補者選びのポイントになってくるでしょうね。
投票は1/28になります。岐阜市に在住の方は、40万都市の将来を決める大きな選挙になるので、行くようにしましょう。

