その理由は、ボタンの感覚や格闘ゲームの遊びやすさ。同様な形になる、プロトタイプ的なメガドライブの「ファイティングパッド6B」もあるものの、接続規格が古く扱いづらい、そして人間工学に基づいて作られたとされるプレイステーションシリーズのコントローラーも遊びやすいのですが、特に格闘ゲームでは不向きとされており、セガサターンのコントローラーの評価は高かったとされています。
そんなこともあり、既に生産終了しているにもかかわらず、いまだに人気があります。とはいえ、USB規格に対応していないため、メーカーおよび個人製作の変換プラグが必要になり、過去販売されています。今回もPC専門店が拡張ボード「MoDoKi/PCI」として販売しました。15,000円近くするにもかかわらず、即完売。近々追加販売(再販)を行うとのことだそうです。この拡張ボードは、PCI接続になっているため、USB変換したそれよりも遅延がわずかになるという利点もありました。
なお、この拡張ボードは、「ツインスティック」・「ミッションスティック」・「マルチスティック」にも対応しております。ツインスティックも名器と言われているので、他のハードで出ているのにもかかわらず、セガサターンの周辺機器ってすごかったんだなぁ・・・。
セガサターン コントロールパッド(グレー)
セガサターン コントロールパッド(ミストグレー)

