2018年03月28日

ファルコムのある街で、昔ながらのゲームセンターをカムバックさせよう

東京都立川市、東京都のほぼ中央にある街で、都心への通勤通学のためのベッドタウンの側面もあります。ベッドタウンとして以外にも、多くの企業が誘致されており、ゲーム好きの中では、日本ファルコムの本社があることで、この街をご存じの方も多いことでしょう。

そんな街にゲームセンター、中でも昔ながらの対面式の筐体を置く店を復活させようという動きが起こっています。かつて、立川市にあったオスロゲーム立川第5店で働いていた方(以下出資希望者)が、クラウドファンディングで募集を掛けているのです。


なぜ昔ながらのゲームセンターなのか?今でも立川市にはゲームセンターはあるだろうに・・・と思う方もいるのかもしれません。
確かにゲームセンターはあります。しかし今あるゲームセンターは、ほとんど複合型店舗やメーカー直営店ばかりになっているそうです。オスロゲーム立川もその中でも残っている(現存しているのは、第2店とバッティングセンターのみ)のですが、改装工事後には、かつての筐体が置かれるのかどうかは不透明という話も入っており、出資希望者の少し古いゲームは扱ってくれないというのも、まんざらウソな話でもなさそうです。


出資希望者が求めているゲームセンターは、お互いが顔を合わせて遊べるところなのだそうです。具体的には少し古いゲーム、ブラウン管を利用した筐体のある店で、オンライン化が進んだ中でも、お金の扱いに手間が掛かる中(ただ近年は電子マネーで遊べるところが増えているので、そうでもないそうだが)でも、人と人とのコミュニケーションが持てる場所として重要で、魅力ある場所だと説いています。ゲームセンターが開業で来た暁には、かつて働いていたオスロゲーム立川第5店のような、定期的にイベントを行う店にしていきたいとのことだそうです。


そのクラウドファンディング、目標額は600万に定め、3000円からの出資が可能になっています。成功した際には、出資額に応じたリピート(3000円は5回のクレジット券、10,000円は2時間のフリープレイ権)がもらえるそうです。また何口でも応じてくれるそうです。なお、未達の場合は集めた資金を返却し、達成額以上になった場合は、液晶筐体や体感ゲーム機の購入を検討するそうです(ただし、店の規模が大きくないので、たくさんは入れられないとのこと)。
昔のゲーム機が遊べる場所としても重要ですし、古きよきゲーセンを残すという意味でも重要ではあります。採算が取れるかどうかが不透明なものの、残すことに意義があるというのも事実。思い入れのある方は、参加してみてはいかがでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07│Comments(0) ゲーム系 

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