プロ野球、千葉ロッテマリーンズの岡田幸文選手が今年で引退すると表明しました。併せて難病を克服し1軍のマウンドに上がった大隣憲司選手も引退を表明しています。
何より、私が驚いたのは、岡田選手の引退ですね。
岡田選手は守備のスペシャリストで足も速い選手。特に守備ではセンターに守っていながらレフトやライトの打球にも素早く反応してしまう、守備範囲のかなり広い選手だったんですね。果敢にダイビングキャッチをして窮地を救ったことなんて何度あったことか。先程も書きましたけど足も速く、代走でも活躍していましたね。
打撃に関してはあまりいいところが無かったのが泣き所ではあったものの、2010年の日本シリーズ第7戦で延長12回に放った決勝タイムリー(三塁打)は、そのイメージを払しょくするくらい素晴らしい当たりでした。生で見ていたので、それはよく覚えていますよ。
そんな岡田選手も、ここ数年は打撃不振で現在57打席無安打というプロワースト記録の58まであと1と迫っていました。なお、岡田選手は足は速いものの、ランニングも含めたホームランの記録が、これまで0というワースト記録も持っています。数年しか在籍していなかった選手ならまだしも10年プロを務めた選手が0というのもすごく珍しいですね。
まだまだやれると思っていたのですが、本人が家族と相談して決めたのですから、それを尊重したいですね。本当にお疲れ様でした。できることなら、ロッテの走塁と守備を鍛えてあげてほしいです。