2018年12月23日

今年で恐らく最後の天皇誕生日

今日(12/23)は天皇誕生日。今上天皇の誕生日にあたることによる祝日になっています。
しかし、この天皇誕生日も恐らく今年いっぱいになるでしょう。というのも、来年(正確には来年の5/1)から新元号に切り替わり、今の天皇も新元号公布に伴い、平成天皇(平たく言えば、昔の人。明治以降は、亡くなるごとに元号が変わったため、故人の呼び名に当たった)となるためです。次の天皇になる現在の皇太子は2/23生まれということなので、天皇誕生日は再来年(2020年)までやって来ない。そうなると、来年は天皇誕生日が無いわけです。

1日祝日(休み)が減る・・・と嘆いている方、来年は休みのオンパレードになるじゃありませんか。ほれ、ゴールデンウィークに祝休日が固まるアレですよ(ニヤニヤ)。
5/1が即位の日で休みになって、その前後の4/30と5/2が祝休日に挟まれるため、オセロゲームのようにひっくり返って休みになるでしょう。それに10/22は即位礼正殿の儀(いわゆる即位の礼の一つ。国内外に就任のあいさつをする日。戴冠式)なので、休みになるわけですわ。


ちなみに、明治以降から天皇誕生日(戦前は天長節という名だった)が設定されていたわけですが、意外にも大正天皇の誕生日以外は残っているのです。
明治天皇の誕生日は、明治節として昭和2(1927)年に制定。その明治節は、戦後は文化の日となって今に至ります。そして、昭和天皇の誕生日も崩御後に休日にしようという流れになり、昭和天皇が生前植物に造詣が深いことから、みどりの日という名で残りましたみどりの日は、2007年に昭和という激動の時代を顧みるという意味で、昭和の日となり今に至っています(みどりの日は、5/4に移行して今に至る)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:16│Comments(0) etc 

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