昨年末、時間を少し持て余していたので、何の因果か偶然にも日本サッカーミュージアムに行くことになりました。アキバから近かったというのもあったからね(ニヤニヤ)。
場所としては、千代田区の中にあり、最寄り駅はJR総武線と東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅ないしは東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅。
JR総武線と東京メトロ千代田線は御茶ノ水橋ないしは聖橋を渡って、東京メトロ丸ノ内線は1番ないしは2番出口から順天堂大学病院前まで進みます。すると、サッカー通りという道にぶつかるので、そこを道なりに進んでいきましょう。写真のような街路灯があるので、わかりやすいかと。
街路灯は、日本代表の色であるサムライブルーに塗られたものもあります。
そのものズバリ、サッカーミュージアム入口という交差点を越えて見えてくるのが、日本サッカーミュージアム。日本サッカー協会ビルの中にあります。
営業時間は、平日は13:00~18:00、土日祝は10:00~18:00(最終入場は共に17:30)まで。基本的には月曜定休ですが、月曜が祝日の場合は翌火曜が休み。その他時期によって営業体制が異なるので、公式サイトで確認して下さい。
また、過去1年以内の国内サッカーの試合チケットを持参すれば、100円値引きしてくれるので、サッカー観戦のついでに見に行くのも可能です。
ちなみに、隣にある湯島幼稚園には、サッカーの絵が描かれており、いかにもサッカーの街ともいえるようなものに。
サッカーミュージアムは地上1階、地下2階となっており、地下2階以外は無料で入れます。
入ってすぐのところには、シャーレ(銀皿)のレプリカがあり、いつでも優勝した時の感動を味わえます。
こちらは、J1・J2チームの展示が行われています。チームグッズやマスコットなどの他、貴重な展示物もあります。
あ、ウチのチームもあった。
でも、ギッフィーおらへんやん。寄贈できるのかしら?
一方でJ3。
写真とチームの場所を示した地図と順位表しかあらへんがな・・・。J3の立ち位置がよくわかります。
ちなみに、今年に入ってから入れ替えが行われるものと思いますが、カマタマーレ讃岐・ロアッソ熊本と鹿児島ユナイテッドFC・FC琉球が入れ替えになるのね。
さて、ここからは地下2階の展示コーナーに。
最初は、日本代表の歴代ユニフォーム。1936年のベルリンオリンピックから現在までのものが置かれています。
初期の頃は白基調だったことがわかりますね。サムライブルーがメインになってくるのは、随分最近のようです。
このメモは、当時の日本代表監督だったハンス・オフトさんの書いたもの。当時はホワイトボードではなく、大きな紙の上に書いて知らせていたようです。
ちなみに、この試合は10/28のもの。後にドーハの悲劇として語り継がれるあの試合のものです。
こちらは「Jリーグ開幕宣言」の時の原稿(上)と当時のチケット(下)。
当時のチェアマンだった川淵三郎さんが読み上げたものですが、その中の『夢に向けて』を本番では『夢に向かって』と読んだのは、有名な話。後に、頭の中が真っ白になったという趣旨の話をしています。
こちらは、横浜フリューゲルスのマスコットであるとび丸。
横浜フリューゲルスはオリジナル10の1チームとして参入したものの、経営難で1999年の天皇杯優勝を最後に消滅(横浜マリノスに合併)しました。フリューゲルスの快進撃は今でもサッカーファンの胸に焼き付いていると思いますし、ノーモア・フリューゲルスのように、二度とこのような事態が訪れないように厳しい運営基準を設けています。
どこか寂しげに見えたのですけど、後に引退発表することになった名古屋グランパスの楢崎正剛選手(横浜フリューゲルスの元選手)のことを思ってたのでしょうかねぇ・・・。
フリューゲルスのグッズと選手ユニフォーム・グラブ。
グラブは楢崎選手が使っていたものですね。
貴重な日本サッカーの歴史を知ることができるだけでなく、殿堂入りした方々の略歴も知ることができます。さらに日本代表グッズも購入できるので、東京土産代わりに買ってもいいかもしれません。
もうちょっとJリーグ関係のコーナーがあればなぁと思うのですが、それは別の場所にできるのかしら・・・。