大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」が視聴率で苦戦しているとのこと。ここ数話は視聴率が10%を切って危険水域に達したと報じられ、NHKの関係者もてこ入れをすると述べたほど。
でも、この作品、時代の往来が激しいとか登場人物がよくわからないとかビートたけしさんがミスキャストだとか色々言われているけど、そこまで酷い話かと。
この作品は、東京オリンピック招致に向けての話・日本人が初めてオリンピックに出た時の話を古今亭志ん生からの目線で語っていくと思っております。つまり、志ん生の半生を創作落語の中で語っていくというものなので、話が往来するのはある意味仕方がない。自身の思い出を語っているのだから、話がフィクションになるものわかるなと思いましたね。
登場人物である金栗四三(しそう)も田畑政治(まさじ)も少し調べれば、すごい人物だと思うのですよ。知らないなら少しでも調べることもできないのは、無知を恥ずかしいと思わないことに繋がると正直思います。厳しい言い方をしますけど、知らないから面白くないはただの言い訳だと思うのです。
ハイライトでもいいので、早く総集編を作ってテコ入れを図ってほしいですけど、本当は数字にNHKはこだわるべきじゃないなとも思うのです。逆に公共放送ゆえに誰も見たくないものを流すなというのもわかるのですけど・・・。