2019年06月16日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その7 痛恨

FC岐阜、昨日はさいたま市大宮区にあるNACK5スタジアムで大宮アルディージャとの一戦を迎えました。
調子が上がらないでは済まされないレベルの大型連休突入中の岐阜。上がるきっかけは幾分かあるものの、次の試合でそれが霧散し、また悪くなるの繰り返し。このお家芸はジェフユナイテッド市原・千葉のものじゃないかと思ったが、さらに悪い繰り返しを起こしている岐阜は、もはや末期症状なのではと心配を通り越して、手の施しようがないんじゃないかとさえ思えるほど。
今年はあまりにひどい状況なので、NACK5スタジアムに行く前にとあるところへ行ってきたのですが、そのご利益はあるのでしょうか。降りしきる雨の中、願わくば勝ち点を持って次に挑みたいと祈っておりました。


SHV39_5153いたのが開門後、試合開始2時間前で、色んなところで飯を食らってきたのでスタメシはいいかなと。だって、アウェイのスタメシは基本的に2ヶ所だけだもの(苦笑)。


試合開始時は、関東圏で降った雨の影響が残っており、降りしきる中で開始となりました。双方雨の中ということで重たいプレーとなりましたが、大宮優勢だったのは火を見るよりも明らか。それでも岐阜は全体で抑え込みを図ってきました
が、ダメな時は何をやってもダメ。前半15分、北谷史孝選手のクリアがたまたま大宮の選手に当たり、それをフアンマ選手がカット。シュートを放ってビクトル選手がセーブしたまではよかったものの、それをパンチングというセレクトしたことが仇になり、スルスルと歩んでいた奥抜侃志(かんじ)選手が蹴り込んで先制されてしまいます。
これは大宮の位置取りが上手かったのと奥抜選手があっぱれだったなぁ・・・。あえて苦言を呈すなら、ビクトル選手にはパンチングじゃなくてキャッチングをセレクトすべきだったなぁ。もしかしたら、大宮の選手はビクトル選手の特徴を掴んでいたのかもしれない。だとするとますます悔しい。
その後、普通なら意気消沈するところなんでしょうけど、今日は粘った前半30分、北谷選手が奪ったボールを粟飯原尚平選手にパス。その後即座に山岸祐也選手にクロスで渡し、くるりと1回転した技ありのシュートで敵をかく乱した上で得点も挙げるという、今の岐阜で最も必要な、最高の形で同点に追い付きました

その後は双方もたついいたまま迎えた後半。降りしきっていた雨も小降りになり、やがて止んでいきました。それに呼応するかのように、大宮の動きがよくなってきます降りしきる雨のように大宮のシュートが飛んでくる。それを何とかしのいだり、運にも助けられて、このままなら何とかしのげる・・・そう思っていた我ら岐阜サポに痛恨の一撃がアディショナルタイムに降り注いできたのです。
ダヴィッド・バブンスキー選手がスルーした球を三門雄大選手が合わせたシュートは見事なくらいに右隅に。岐阜の守備が少々ほころんだところに放り込まれたのだから何とも言えない。死力を尽くした果ての出来事だとしたのなら、神は何とむごいことをなさるのでしょうか。


これで6連敗に突入。大型連休ならぬ大型連敗はまだまだ続きそうです。



今日に限って言えば、選手はよくやっていました。中でも愛媛FC戦・柏レイソル戦で全く機能していなかったタビナス・ジェファーソン選手が、柳澤亘選手が負傷によるスクランブル交代となった中で、十分な活躍を見せてくれました。サイドからの切り返しは見事だし、連携もバッチリでした。もう少しクロスの精度が上がれば・・・とも思ったのですけど、今日の試合でメドが立っただけでも十分次の試合でもいいプレーをしたと言われるだけのプレーをしてほしいです。今後柳澤選手が離脱となると、必然的にタビナス選手の登場が増えると思います。皆が期待を持てるようなプレーをしてほしいです。
咸泳俊(ハムヨンジュン)選手も厳しい台所事情の中のスタメンではあったものの、十分な評価をしたいです。繋ぎ役として立派でした。これからも前線の繋ぎ役、ディフェンダー陣の繋ぎ役として機能してほしいです。


次の試合もアウェイでレノファ山口FCとの一戦。去年は下関で苦杯を強いられ、この後チームが再浮上するきっかけになった試合ではありましたが、今年もみらいふ維新ではあるものの、苦杯を強いることになるのか。いずれにしても大きな連敗はこれ以上してはいけない。これ以上精神的なショックは避けないと・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 18:34│Comments(0) スポーツ 

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