FC岐阜、今日はV・ファーレン長崎とのアウェイ戦になりました。
京都サンガF.C.・大宮アルディージャと続いた真夏の連戦。この3連戦は1敗1分。この長崎戦で勝てれば、降格圏脱出に大きく繋がる一戦になります。見に行きたかったけど、次の日は仕事になるし、長崎は遠いし・・・ということで、今回はDAZNで観戦することになりました。
さすがに長崎ということで、岐阜からのお客さんも少ない。愛媛FCでのアウェイの時と同じくらい50人来てればいいかなというレベルでしたね。
早速試合を見て行きましょう。
序盤は、少々長崎が押す展開になっていました。長崎は先日愛媛で行われたアウェイで4-1と大敗を喫しており、守備陣の再構築が課題と言っていたのですけど、攻撃の面では、やはり怖い。
開始早々(前半3分)に長崎は速攻で岐阜の隙を突き、呉屋大翔選手が頭で合わせて先制を許してしまいます。開始早々という嫌なところで1点を入れられてしまうとは、ヤバいなぁ・・・と思っていましたけど、ここで動揺せずに奮起した岐阜の選手達は、その後長崎が固めてきた守備を崩そうと懸命になります。
要所要所で崩せるのではないかと思っていた中で、前半終了間際の45分に宮本航汰選手からパスを受け取った塚川孝輝選手が長崎の空いた守備を見逃さず縦に川西翔太選手にパスを流すと、その球をダイレクトでシュート。キーパーに触れるか触れないかのところを通って流れたシュートは、ゴールマウスの左隅のさらに隅、ポストの直前のところに吸い込まれました。その前に、ジュニオール・バホス選手のポスト直撃弾もあったんですけど、あれも左隅。左隅に狙えというお触れが北野誠監督から出ているのかしら(ニヤニヤ)。
このいい流れは後半になっても続き、後半3(48)分、宮本選手のタックルでこぼれた球を川西選手が拾って大事に持って行き、自分で運んでシュート!ミドルではないけれども矢のような速さの鋭い当たりが、相手ゴールのほぼ真ん中に吸い込まれました。これで逆転!今度は長崎の出鼻をくじくものとなりました。
さらに岐阜は攻め込みます。後半12(57)分、川西選手から出したパスを塚川孝輝選手がしっかり受け取り、馬場賢治選手に渡します。その馬場選手はペナルティエリアで倒されるものの、後ろにいたライアン・デ・フリース選手がフォローし、狙いすましたかのようにまた左隅へ!この1点がダメ押しになりました。長崎の選手も寄ってきてはいたものの、馬場選手が倒れたことで、狙える若干の隙間ができたんでしょうねぇ。馬場選手は攻守にいいアクセントになっていましたわ。
その後は、ビクトル・イバルボ選手を投入し逆襲を掛ける長崎ではあったものの、そこは塹壕戦で対処する岐阜、序盤の失点以降は堅守でガッチリと固め、1-3で逃げ切りました。
アウェイで貴重な勝ち点3をゲット!よく頑張りました。阿部正紀選手がいない中で、この3点は大きい。
とはいえ、他の会場次第でどうなるかもわからない。順位を見てみましょう。
19位 福 岡(24)
20位 鹿児島(23)
--- 降格ライン ---
21位 栃 木(22)
22位 岐 阜(20)
・・・アカン、こんな時に鹿児島ユナイテッドFCが勝ちおった(泣)!お犬様(ジェフユナイテッド市原・千葉)何やってんの(大泣)!
しかし、あまり悲観せんでもいいとも。何せ栃木SCが2点差にいる。次に栃木が負けて岐阜が勝てば1つ上に上がれるのだ。そう考えると、小さなことからコツコツと・・・というわけよ。8月中に20位に入れれば御の字。それまで相手に引き離されないように負けないという最低限の仕事をしていけばいいんですわ。
でも、次はホームでアビスパ福岡戦。この試合は負けないことも大事なんですが、勝たなければいけないということも大事にしないといけないんです。順位が19位・得失点差4と近いというのもあるのですが、アウェイで勝った相手でもあるからです。まだできない連勝とダブル獲得のチャンスの中で一挙両得とばかりに得られれば、今後の岐阜にとって大きな転換点になるでしょう。今日の試合ができれば、福岡戦でも勝てます。このいい調子と流れを忘れずに、しっかりと練習をしていきましょう。