2019年10月20日

FC岐阜観戦記2019 第19節 1歩下がって2歩進む

FC岐阜、今日は愛媛FCとの一戦を迎えました。
今日から残りのホームは全てデイマッチ。アウェイも本来ならデイマッチで行われるはずだったんですけど、7/20に中止になった鹿児島ユナイテッドFC戦の代替試合で、その日だけはナイトマッチになります。鹿児島で行われるとはいえ、肌寒い中での試合、負けられない一戦とはいえ、双方寒さとの戦いになるでしょう。


そんな岐阜は、先日のモンテディオ山形戦で完敗。順位はこうなりました。


18位 福 岡(35) -16
19位 町 田(35) -20
20位 鹿児島(31) -30
--- 降 格 圏 ---
21位 栃 木(30) -20
22位 岐 阜(26) -31


FC町田ゼルビア・栃木SC・鹿児島が勝ち点を重ね、アビスパ福岡が中止となる中で、唯一勝ち点を稼げなかった岐阜、仮に、この試合で勝ち点を挙げられなければ、ほぼ終戦となるでしょう。逆にここで勝てば、最下位脱出にはならないものの、降格圏脱出に大きな一歩となります。一気に鹿児島・栃木の背中が見えてくるわけです。


SHV39_5798さて、まずは前回のホーム、レノファ山口FC戦でのアウェーキッチンをここで紹介しましょう。

下関市にあるカギ印ソース本舗の「カギ印とんかつソース」です。
トマトメインで作られたソースで、りんご・玉ねぎ・セロリの他にセージ・シナモン・バジル・オレガノ・ローレルといったハーブも入っています



味は、とんかつソースだからか、大人し目。まろやかな味わいになっておりました。いい意味でとらえれば、肉の旨味を引き出すものになっていますね。


SHV39_5810この日の試合は、温泉マッチということで、愛媛の屋台が登場。あの山鳥の「今治やきとり」が来てくれたよ。まさか長良川競技場で「鶏皮焼き」が食えるとは思わなんだわい。
・・・来年は愛媛で食えるのか、FC今治で食らうことになるのか。気掛かりだ。



SHV39_5811この日は、ハロウィンマッチということもあって、一平くん来場愛媛の非公式マスコットなのに、こうしてやって来てくれるだなんて。どうやら恩田聖敬(さとし)元社長との交流のために来てくれたのだそうだ。

ちなみに、マスコットのオ~レくんも来場しており、パンプキンマンのコスプレをしておりました。頭はみかんのままだけど(笑)。



SHV39_5813試合に関しては、序盤は愛媛優勢ではあったものの、ギリギリのところで守り切り、岐阜はわずかなチャンスを生かそうと必死になりました。そんな中で生まれた前半20分の『幻の先制点』揉み合いの中で前田遼一選手がヘディングシュートで決めたものですが、その前にどうも當間建文選手のタックルを愛媛の野澤英之選手に与えてしまったことでフイになってしまったんでしょうね。DAZNで見る限りだと何とも言えないシーンですけれども・・・。
でも、今日の試合はそこで皆が腐らなかった愛媛が攻撃を仕掛けても、ラインコントロールの上手さでオフサイドを誘っても、ワイドに展開して岐阜のスタミナを削ろうとしても、堪えに堪えて、その時を待っていました。

後半に入って、岐阜が盛り返し始めた時、その時が来たのです。
後半20(65)分、川西翔太選手のコーナーキックを甲斐健太郎選手が合わせ、その球を再び當間選手が頭で合わせたものの、相手選手側にこぼれてしまいます。しかし、すぐに當間選手が立て直し、相手のミスキックを受け止めてシュート勢いはなかったものの、キーパーが反対側に向かっていたために戻れず、入ってしまったゴールとなりました。愛媛にとっては手痛い失点になってしまいましたね。
その後は、愛媛が攻撃的なカードを切ってくるものの、それが実らず、逆にペナルティーエリア前で柳澤亘選手を倒してしまい、PKを与える結果になってしまいます。そのPKはチーム得点王の川西選手が冷静に押し込んで2点リード。久しぶりの複数得点となりました。
最後まで気を抜かなかった岐阜は、ヤン=オーレ・ジーヴァース選手の危ない交錯シーンもあったものの、守り切って終了実に6試合ぶりのクリーンシートととなりました。そして約半年ぶりのホームでの勝利になりました。


今回は攻守のメリハリが利いていたのがよかったんですけど、守備陣の奮闘に尽きます。若い選手(甲斐・柳澤両選手)がしっかり守り、ベテランがそれに呼応するいい流れになっていたと思います。何よりジーヴァース選手が頑張ってくれました。彼頼みではいけないけれども、何とか彼に最後の砦を守って頂かないと勝てないことだけは意識していると思いたいです。
攻撃陣はもう少し・・・とは思うものの、形にはなっています。次の試合では攻撃陣の更なる奮起を願います。



SHV39_5814囚人(笑)とやって来た當間選手。これからも残留に向けて頑張っていきたいと意気込みを見せてくれました。



この結果を受けて、順位はどうなったかというと・・・。


19位 町 田(36) -20
20位 鹿児島(32) -30
--- 降 格 圏 ---
21位 栃 木(30) -22
22位 岐 阜(29) -29


福岡は18位のままではあるものの、勝ち点3を積み上げ、38になったため、1試合多いことを加味すると、残留は硬いものになったでしょう。
そして岐阜から見ると、栃木が負けたため21位まで1点差鹿児島との差は3点差にまで縮めてきました。まだ最下位、でも降格圏脱出までもう少しのところまで再び追い上げてきました


次はアウェイで町田との戦いになりますが、その町田は水戸ホーリーホックとの試合に引き分け、さらに勝ち点を積み上げました。久しく勝ちが無いとはいえ、順調に残留までの勝ち点を積み上げています。次の一戦で確実に3を積み上げたいでしょうから、必死になるでしょう立ち位置違えど、私達と同じ『生き残りたい』思いでぶつかってくることでしょう。

岐阜にとっては負けられない戦いが続きます。何とかしてステップになる町田戦で勝ちを重ね、Xデーになる鹿児島戦をジャンプで〆たいところです。
アウェイ2連戦の後は、徳島ヴォルティスとの一戦になります。いよいよ11月、決戦の時になるはずです。ここから先は、プレーオフの掛かった相手がメイン。相手も負けられないと思っている中、どれだけひっかき回せるか。逆に言えば、3連勝すると11月の相手に全て引き分けに持ち込めば、残留に持ち込めるかもしれません。いや、全力でぶつかり、全力で勝ち点3を狙っていきましょう。November surprise、再び。


J2残り試合あと6。降格圏脱出までの勝ち点差は3。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

Posted by alexey_calvanov at 21:57│Comments(0) スポーツ | 飲み食い系

コメントする

名前
 
  絵文字