注目は、最終盤で2位に上がったザスパクサツ群馬がJ2に復帰できるか否か。群馬は藤枝MYFCの結果次第で変わってきますが、基本的に勝ってしまえば復帰決定、引き分けの場合は相手の勝ち以外で復帰決定、負けた場合は勝ちと引き分けにならなければ復帰できます。条件的にはあまり厳しいものではないのですけど、最終節に掛かってくるプレッシャーは相当のものですから、変におかしくならなければいいのですが・・・。
その最終節、群馬はアウェイで福島ユナイテッドFCと、藤枝はホームでギラヴァンツ北九州と戦いました。
群馬は、福島に押し込まれる格好になっていたようですが、後半に何とか立て直し、最終盤に1点差に詰め寄られたものの、何とか逃げ切りました。
同じ時刻に行われた藤枝は、優勝とJ2復帰が決まりフレッシュな戦力を試す場になった北九州とはいえ、がっぷり四つな展開に。アディショナルタイムに入ってから、藤枝がやっと決勝点を挙げ、1-0で勝利を挙げました。
この結果、群馬は2年ぶりのJ2復帰が決定。藤枝は3位に終わりました。そして、群馬のJ2復帰が決まったことで、J2で21位に付いた鹿児島ユナイテッドFCがJ3降格となりました。わーい、また姉妹県ダービーができるよー(泣)。
これにより、来年のJ3は以下のようになります(太字が新規参入およびJ2からの降格組)。
- ヴァンラーレ八戸
- いわてグルージャ盛岡
- ブラウブリッツ秋田
- 福島ユナイテッドFC
- Y.S.C.C.横浜
- SC相模原
- 長野パルセイロAC
- アスルクラロ沼津
- 藤枝MYFC
- カターレ富山
- FC岐阜
- ガイナーレ鳥取
- カマタマーレ讃岐
- 今治FC
- ロアッソ熊本
- 鹿児島ユナイテッドFC
- FC東京U-23
- ガンバ大阪U-23
- セレッソ大阪U-23
来年は奇数チームになるため、大体2週間に1回のペースでお休みが挟まってきます。そして、動向次第ではU-23チームが参加する最後のシーズンになります。
地域的な面で見ると、西少東多なチーム構成に。特に東北に4チームあるんですよ(泣)。ゆえに飛行機大活躍(大泣)。名古屋からだと福島以外は飛行機になるのよね・・・。
西も西で鹿児島が飛行機ですけど、熊本は早く取れればバスで行ける(爆)。ウソだと思うでしょう?ホントなんだよ(ゲラゲラゲラ)!まぁ、熊本は飛行機ないしは新幹線でも行ける大変便利なところです(鹿児島もだけどね)。
アクセス面で問題になるのは、鳥取と今治。この2つは、名古屋から直行で行けないので、前者は米子、後者は松山を経由していくことになりそうです。もっとも、鳥取の試合が米子(YAJINスタジアム)だったらば、直行で行けることになるんですけどね・・・。
それでもJ3でよかったと思う点は、近場のアウェイが増えた点。沼津・藤枝・長野・富山に加え、G大阪とC大阪が入るから、数時間で行けるアウェイは結構便利。ただ、長野だけがしなの頼りになるので、夜の試合だとキツい・・・。一方で関東圏も新幹線を使えば近場にはなるのだけど、3チームしかない(汗)。
でもね、できることなら1年でJ2に戻りたい。圧倒的じゃないかと言われるように来年は頑張ろう。