今回紹介するのは、ファミリーマートの「旨辛肉まん」。期間限定の商品になります。
3種類の醤(ジャン)(豆板醤・甜面醤(テンメンジャン)・豆鼓醤(トウチジャン))を使って練り込んだ肉餡(あん)が入っています。また生地には唐辛子が練り込んであるんですね。オレンジにしているのは、従業員が肉まんなどと間違えて掴まないようにするための配慮なんだとか。
ちなみに、辛さの標準作りを目指して設立された「辛メーター」なるものがある(試験的ながらアプリもあるので、自分達でジャッジも可能)のですけど、それによれば、おおよそ1km(辛メーター。編集部では0.95km、ユーザー評価は12/15現在で1.26km)とのこと。ナショナルブランドで0.5kmを超えることは結構攻めているとのことらしい。
おお、食べてみてわかったのは、豆板醤の味わいが結構キてる(笑)。そのキてる豆板醤のおかげで辛さがじわじわとやって来る。蒸された直後に頂く感じになるから、特に辛さを感じるんでしょう。それでいて、肉の味わいは損なわれておらず、辛さに負けていません。ジューシーな肉まんのあの味わいが、辛くとも伝わってきているのです。後引く辛さは、正しく湖池屋の「カラムーチョ」そのものですよ。いや、「カラムーチョ」を練り込んだんじゃないのか(ニヤニヤ)?
肉まん・あんまん・カレーまん・ピザまんに次ぐ、第5のフレーバーになるためには、定番商品並みに売れないといけないとのこと。そのハードルは、全体の1/3くらいのシェアを達成すること。
辛い物好きならもちろん、辛い物は苦手じゃないけど普段から積極的に食べていないという人にも薦められる辛さと美味さが、そこにはありますよ。