2020年03月23日

春の新機種2020 ソフトバンク編 前編

いよいよ次世代通信規格5Gの運行が始まろうとしています。超高速通信になるだけでなく、それを利用した様々な運用で、画期的なリノベーションを図ろうとしているのです。自動運転や遠隔操作、スポーツ競技のデータ収集や解析に大きな影響を与えるともいわれており、4Gよりも遅延が少ないのもポイントになってきます。
その5G対応機種などの発表、先陣を切ったのはソフトバンクでした。今回はそのソフトバンクの新機種紹介から行っていきましょう。


ソフトバンクの新機種発表の前に、施策の紹介をば。
最初は、新料金プランの展開。何か半年くらいのペースで新料金プランを紹介しているような気が(苦笑)。
その新料金プランとは、「メリハリプラン」と「ミニフィットプラン」
「メリハリプラン」は、50GBのデータ容量を含んだプランで、2GB以下/月になった場合、通常3480円(税別)(8ヶ月目以降は4480円(税別))のところを、1500円引きの1980円(税別)(8ヶ月目以降は2980円/月(税別))になります。この『2GB/月』は、YouTube・AbemaTV・Twitter・LINEなどのアプリ(いわゆる動画SNS放題)を利用した際に無料で利用できる分(一部除く)も含めての額になることから、ライトユーザーもうれしいものになります。
「ミニフィットプラン」は、使ったギガ分だけ支払うプランで、1GBまでなら1980円(税別)(8ヶ月目以降は2980円(税別))、2GBまでなら3980円(税別)(8ヶ月目以降は4980円(税別))、5GBまでなら5480円(税別)(8ヶ月目以降は6480円(税別))になります。よほどのライトユーザーでない限りは、このプランの旨味はあまりないのかなと思います。
なお、どちらも通話料は使った分(20円(税別)/30秒)になるので、24時間話放題の定額オプション(1800円(税別)/月)、1回5分以内の通話なら何回でも話放題の準定額オプション+(800円(税別)/月)を適用するといいかもしれません。

さらに、「トクするサポート」が「トクするサポート+」にリニューアルされます。
最大の特徴は利用料が不要になった点。それ以外の基本的にはほぼ同じで、48回払いで購入した機種を25ヶ月目以降にソフトバンク指定の機種を購入したうえで、旧機種を回収(査定)に出すと残月の支払いは無くなります査定条件を満たさない場合でも最大22000円(非課税)のみの支払いになります。
また13ヶ月目以降に指定機種を購入しないで、旧機種を査定した場合、ソフトバンクが定める額のPayPayボーナスで支払われるというふうになります。PayPay加入が前提になるので、このサービスは人によっては厳しいかなと。

なお、5Gの料金プランは、現行の料金プランに1000円がプラスされるというふうになります。


では新機種の紹介です。


①AQUOS R5G(908SH)
6.5インチQHD+ IGZO液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 10。
8K対応(約4800万画素CMOS)の超広角カメラを搭載し、IPX5/8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能も搭載している。

個人的感想
この機種は、ソフトバンクが展開する5G対応機種の中で、国産唯一のスマートフォンになる。それでも海外モデルに引けを取らないものになっており、特にカメラは8Kに対応しているのは他とのアドバンテージになるだろう。他にもワンセグ・フルセグ、おサイフケータイを備えているので、エンタメやキャッシュレス決済にも対応できるし、ゲーム対策として「Elite Gaming」に対応しているので、素早い画面の動きにも対応しているなど、隙のない機種になりそう。


②ZTE Axon 10 Pro 5G(902ZT)
中国のメーカーであるZTE(中興通訊)から発売される6.4インチHD+ 有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 10。
約4800万画素CMOS・約2000万画素CMOS・約800万画素CMOSのトリプルカメラを搭載している。

個人的感想
この機種は海外では人気機種になっているAxonシリーズの一つではあるのだが、このシリーズの他機種には付いているおサイフケータイといった機能が、この機種には付いていない。それどころかカラーも青一色のみ。それゆえに値段も安価に設定されるのだろうが、機能面で少し厳しいのかもしれない。


③LG V60 ThinQ 5G(A001LG)
韓国のメーカーであるLGエレクトロニクスから発売される6.8インチHD+ 有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 10。
ディスプレイ付ケース「LGデュアルスクリーン」を装着することでデュアルスクリーンにすることが可能。またIPX5/8相当の防水機能・IP6X相当の防塵機能・おサイフケータイに対応している。

個人的感想
この機種は、シャープに対抗できる唯一の機種とも言える。国内向けの機能はほぼ搭載し、カメラも約6400万画素CMOSのメインカメラ、約1300万画素CMOSの広角カメラ、深度測定用のトリプルで付いている。これにより8Kのムービー撮影も可能になっている。ある意味日本ユーザー向けに考えられた機種とも言え、日本での展開に賭けているとも言えよう。


④OPPO Reno3 5G
中国のメーカーであるOPPOから発売される6.55インチフルHD+ 有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 10。
4800万画素のCMOSカメラを搭載している。

個人的感想
この機種は、いわゆるエントリーモデルでの販売とのことなので、安価販売は決定的。それでありながらハイエンドとそん色ないカメラ機能、ハイエンドの機種でもお目にかかれない薄さ(厚さ7.7mm)を持っている。カラーは1色しかないが、それを苦にさせない機種になるだろう。


次回は発表会前に発表された機種の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58│Comments(0) ケータイ系 

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