2020年05月08日

ゴルゴもSTAY HOME?

スナイパーを生業にしている、かのゴルゴ13(サーティーン)ことデューク東郷も、コロナウイルスの影響でお休みすることになったのか・・・。
というのは、冗談で(苦笑)。


現在も小学館の隔月刊誌である「ビックコミック」で連載中の「ゴルゴ13」。1968年の連載開始から1回も休載の無いマンガとしても知られていました。しかし、今回新型コロナウイルスの影響で、しばらく休載を決めたのです。


まさか、作者のさいとう・たかをさんの身に何かあったのか・・・と思ってしまったのですけど、さにあらず。マンガの製作現場が休載の理由だったのです。

以前にも書いたかと思うのですが、マンガの製作現場は三蜜(密閉・密集・密接)になりやすい環境なのです。さいとうさんの現場(さいとう・プロダクション)もご多分に漏れないばかりか、昨今はメインになっているコンピューターによる編集作業は一切行っていない、つまり原稿用紙に執筆したものをスタッフに回していくやり方だそうで。となると、長時間の作業が当たり前になってしまう。しかも作者のさいとうさんは御年83歳(2020年現在)スタッフの中にも高齢な方がいらっしゃることでしょう。何かあったら一大事です。そうならないためにも、休載を決めたのだそうです。なお、詳しい経緯は雑誌内で書かれるとのことで、どういった内容になるのか気になります。


いくらゴルゴの最後が決まっていて、その時のプロットがあるとはいえ、やはり身体の続く限り、健康でいる限りは続けてほしい。コロナウイルスの影響で連載が終わりましたというのは、正直もうたくさん。いい意味で戦略的撤退を決めたさいとうさんのご健康とご多幸を心よりお祈り致します。
・・・東郷、さいとう先生を頼むぞ!


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Posted by alexey_calvanov at 22:41│Comments(0) アニメ・コミック 

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