2020年05月22日

洋風なのに和のテイストをぶち込んだパン

SHV47_0068世間には、洋風なのに、和風のテイストを放り込んで美味しくなったというものがあります。日本人特有の感覚なんだろうと思いますけど、言えるのは、和風という軸がしっかりしているので、アレンジで使われていても、本来の味を損なわず、かつ自分の主張もできるというふうになるのではないかと思います。

今回紹介する山崎製パンの「のり巻きパン」もそんな一品でしょう。パンという洋風のものに、のりを巻くという和のテイストを入れて作ったものです。



というわけで、この商品は、ただのりを挟んだパンなら、そんなに美味しいとは思わなかったでしょう。まずくはないけど、それなら同じのりでものりの佃煮を塗って食べる方が美味いに決まっている。その昔、桃屋の「ごはんですよ」を食パンに塗って食べるというテレビCMをやっていたのを覚えているんですけど、アレのほうが美味い。
だからこそ、ただのりを挟むのではなく、のりを敢えて脇役にして引き立てる(『のり巻き』という名が付いているのに、だ)という戦法に打って出たわけです。そののりを脇役にさせたのが、ハムとマヨネーズという洋風の定番
ハムのしょっぱさとマヨネーズの酸味が、のりの風味のよさと磯の味わいをより引き立たせるのです。なお、パンは少し甘めに感じられる少し硬め(ふかふかではないが、フランスパンのようなハードではない)のものになっています。


これは変わり種。妙にクセになる味でもあります。ホントに合うのと思った方、合いますから(ニヤリ)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:22│Comments(0) 飲み食い系 

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