2020年05月31日

伝統と革新、そして・・・

先日、マクドナルドからチキンタツタシリーズが登場しました。「チキンタツタ」そのものは伝統的なハンバーガーで、1991年に期間限定商品で初登場翌年からレギュラーメニューとして登場したものの、鳥インフルエンザ問題やオペレーションに手間が掛かることから2004年に終了します。
その後、再販要望が高まったことで、2009年以降毎年のように期間限定で販売している商品となりましたけれども、基本的には「チキンタツタ」のみで、アレンジメニュー(バリエーション)が出てくるのは2011年からで、それも毎年のようには出ていないようです。


SHV47_0091そして2020年、西田敏行さんが、いけずな京都人になってチキンタツタシリーズのCMに登場しました。その中で語られたのが、『伝統と革新』だったのです。


というわけで、まずはその『伝統と革新』から触れてみましょう。


左が『伝統』の「チキンタツタ」で、右が『革新』の「チキンタツタ めんたいチーズ」朝から頂けるメニューになっています。



SHV47_0092中はこんなふう。
しょうが醤油のチキンパティと手作りバンズをベースにした以外、『革新』は様々なアレンジを加えているようです。



「チキンタツタ」は、まさしく伝統の味わい。
甘みが少しあるフカフカバンズに少ししょうがの風味が利いたチキンパティと同じく少しピリッとしたソースにマッチしており、一緒に入っている千切りキャベツもアクセントと口休めに丁度いい。絶妙なバランスを難なく渡っている、そう感じられる味わいです。

そう思うと、「チキンタツタ めんたいチーズ」は少し攻め過ぎたか。
ベースになる部分は同じなので問題ない。けれども、めんたいソースの味が強過ぎて、チキンパティの味がぼやけてしまうのです。あとはスライスチーズの味もめんたいソースの次にわかりやすい味になっていて、これまたチキンパティの味をわかりにくくさせていました「チキンタツタ」にスライスチーズを挟むふうなら、まだマシだったかなと思いましたね。ちょっと惜しい。


SHV47_0084そして、いよいよ登場。新しい「チキンタツタ」。もう、これは変化球だよ(ニヤニヤ)。


一つ目の変化球が、夜マック限定商品の「ごはんチキンタツタ」。・・・えー、「ごはんマック」?大丈夫かいなぁ・・・。



SHV47_0085コイツは、具材は「チキンタツタ」ながら、バンズの部分を醤油風味のご飯にしたもの。そうだよ、醤油風味のご飯なら、このチキンパティが生きるよ。



そう思って食べてみたら、大正解の回答が。
相変わらず焦げ目の無い、香ばしさが薄いご飯なんだけど、そんなことを気にすることもないほどチキンパティが合いますほのかなしょうが風味が、醤油の味わいを引き立ててくれるんです。一緒に挟んでいるものは、千切りキャベツだけなんですけど、それでいいと思います。他の余計なものを入れたら、またバランスが悪くなることをローンチ3作品で学んだはずだ。これでいい、これでいいのだ!


SHV47_0086そして、もう一つの変化球。それが「ひとくちタツタ」朝以外ならいつでも頂けます(10:30から提供開始)。



SHV47_0087「チキンタツタ」を食う気力は無いが、「チキンタツタ」を食いたいと思ったら、これでしょう。いわゆる竜田揚げです。
ポイントなのが、量と価格。何と5個入りで200円(税込)明らかにローソンの「からあげクン」やファミリーマートの「ポケチキ」を意識したもんだろうと思わされる。



実は、コイツが決め球だった感が。
他のチキンタツタシリーズに比べて、カリカリ感もさることながら、醤油としょうがの風味までもが強烈です!それでいて鶏肉のジューシーさと美味さが十二分に出ており、小粒ながらパンチが利いているだけでなく、相手をノックアウトさせるくらいのリーズナブルさも兼ね備えています。これは当分「からあげクン」じゃなくてもいいや(ギャハ)。


個人的には、変化球2種が恐ろしくデキがいい。朝マックになかったり夜マック限定だったりと少々ハードルが高いですけど、そのハードルの高さなんて、気になりませんってば(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:25│Comments(0) 飲み食い系 

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