2020年08月02日

FC岐阜観戦記2020 アウェイ編 その4 きよもとのおんがえし

FC岐阜、今日は藤枝MYFCとの試合になりました。
ロアッソ熊本・ガンバ大阪U-23・鹿児島ユナイテッドFCと勝ち、現在3連勝中の岐阜。その間失点も無いという実に理想的な戦いをしておりました。ミッドウィークも無事クリアし、3連戦の最後となったこの試合、難しい相手に何とか勝って連勝と勝ち点を伸ばしたいところです。
相手の藤枝は、調子が落ちてきたらしく中盤より下の順位に沈んでいます。それでも去年は3位で、最後まで昇格争いを引っかき回した恐ろしい相手。舐めて掛かれないのは、重々承知しているはずでしょう。恐らくJ3の対戦相手では1・2を争うほど嫌です。だからこそ勝っておきたいのです。
このチームには、デカモリシこと森島康仁選手だけではありませんSC相模原に在籍していた大石治寿選手や、かつて岐阜に在籍していた水野泰輔選手(この試合ではお休み)や清本拓己選手という存在も怖いです。それ以外の選手も名前は出てこないだけで、何をしてくるかわからない。藤枝は、とにかく怖いし厄介なのです。


この日は、難波宏明アンバサダーと伊藤寧々さんが応援放送を行っていました。いつもに比べると大人しいけど、これくらいで丁度いいのかな(苦笑)。


試合は、想定外とも言える雨の中で行われました。しかも途中大雨になるという静岡の天気予報って晴れのち曇りだったよな・・・と思わせるくらいの大ハズレな天候となっていました。
しかし、本当に怖かったのは藤枝の守備想定以上に固く、そしてマークすべき選手を知っていたと言えるくらい精密でした。ええ、川西翔太選手と高崎寛之選手は仕事をほとんどさせてもらえなかったです。一方で攻撃もよく行っており、波状攻撃まではいかなくとも、しつこい攻撃を繰り出していました

何とか耐え忍んでいた岐阜でしたが、前半37分、遂に均衡が破られます。
清本選手のパスを森島選手が受け取り、岐阜が動いたと思ったら、即清本選手へ戻し、空いたところを狙ってきました。ホント狭い隙間をここぞとばかりの場所を狙って撃ち込んだゴールマウス左隅のキーパーが取りにくいところを決めてきました。これはまさに『恩返し弾』。何でオマエはこんなところにいるんだ・・・。
その後も劣勢を跳ね返そうと奮闘するものの、相変わらず藤枝は固い。岐阜の対策をきちんと練っているのだなと痛感させられるくらいに、ことごとく防がれていました。雨の中という悪条件や雨でピッチが酷いとかは、もう言い訳レベルにさせられるくらいに。

そして、勢いが削がれた岐阜、後半20(65)分と後半21(66)分に追い打ちとダメ押しを決められます。どちらも気が抜けたところと連戦の疲れが出た結果の失点だと思います。2点目は何とか防いでほしかったけど、3点目はもうどうしようもない失点。ごっつぁんゴールは一番アカンヤツや・・・(汗)。松本拓也選手が引き付けられてしまったのが運の尽きやね・・・。もうちょっとマウスを守る意識を持ってほしい。ボールを追い掛けるのは守備陣に任せた方がいい。

まぁ、最終盤で川西選手が1点返したものの、3-1と実質完敗に等しい負けでした。


疲れているのもわかる。でもそれは相手も同じ。相手が守備を固めてきているのなら、破られないように塹壕戦を敷いてもよかったのではないかと。ゼムノビッチ・ズドラブコ監督がそれを望むのか・できるのかはわからないけど、これが北野誠元監督だったら、塹壕戦でやり過ごし、耐えてチャンスを待つというふうだったかもしれない。戦力は整っているはずなのに代えがいないという厳しさは、想像以上に厳しい・・・。


この敗戦を糧にして、何とかホームのいわてグルージャ盛岡戦は勝っていかないと厳しい。負けは想定内と言うのは失礼な言い方だけど、負け方があまりよくない1-0や2-1のような僅差で負けたなら、まだ立て直しは容易だったかもしれない。いかんせんボロ負けに近い負けなので、明日は休んで明後日から必死に練習してくれと思ったよ・・・。しかも岩手は逆転勝ちで来ており、勢いはある岸田和人選手が累積警告で出場停止とはいえ、他の選手の前のめりの攻撃がハマれば、怖いぞ・・・。


いよいよ分水嶺になるかもしれない試合。連敗だけは避けよう。勝ち点3は死守しよう!


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Posted by alexey_calvanov at 21:25│Comments(0) スポーツ 

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