2020年08月12日

遂に愛知県でも熱中症警戒アラート導入

今年から関東および甲信地方で適用されることになった「熱中症警戒アラート」。
これは、気象庁が前日の17時過ぎに暑さ指数(気温・湿度・日射や輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境=1:7:2で出したもの)が33°C以上になった際、ないしは当日5時に暑さ指数が33°Cになった際に発表されます。前者の場合は17時と翌日の5時に、後者の場合は当日の5時のみ発表されます。
この「熱中症警戒アラート」、発表された際は、熱中症になりやすい高齢者・子供・障害者に対しての声掛け、部屋にいる際はエアコンを付けて暑さ予防、屋外またはエアコンの無い屋内での激しい運動や活動を原則中止ないしは延期、不要不急の外出を控える、屋内外問わず適度な水分や塩分の補給などを行うことを心掛けるよう呼びかけられます


この「熱中症警戒アラート」を愛知県が導入すると発表したのです。正確には8/11の夕方から施行されたので、既に導入していると言えます。
ただし、気象庁が定めたのは、先述の通り関東および甲信地方のため、愛知県のそれは、愛知県が独自の基準で設定したものになります。そのため、愛知県は独自に定めた「熱中症警戒アラート」とこれまで気象庁より出されていた「高温注意情報」(翌日または当日の最高気温が概ね35°C以上になることが予想される場合)が並立して出されることになります。
なお、愛知県の「熱中症警戒アラート」は、県内11ヶ所の観測点で1ヶ所でも暑さ指数が33°C以上になった際、16時半ないしは翌日の10時に発表され、県内一律での発令となっている点が大きな違いになります。


まぁ、現状並立して困ることは無さそうですけど、県独自でやるのであれば、気象庁にお願いして試験運用の対象を広げてもらった方がいいんじゃないかとは思うんですけどねぇ・・・。県独自にやって間違ってましたになると、困る人もいるでしょうから。そのために「高温注意情報」にも注意しないといけないわけですが、一緒に見る人はどのくらいいるんだろう・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:42│Comments(0) etc 

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