2020年09月05日

セブンでタイに行った気分になる

SHV47_0311先日、セブンイレブンで「パッタイ タイ風焼そば」を買ってきた東北南部(宮城県・山形県・福島県)・関東・甲信越・北陸・東海・近畿で販売している商品です。
パッタイとは、タイ料理の一つなのですが、どちらかというと屋台で出される庶民的な味として親しまれています。米で作った麺に干しエビをたっぷり入れ、卵・豆腐を一緒に炒め、香草やナンプラーなどで味を調えて出されるものです。
誕生したのは1930年代と新しく、丁度第2次世界大戦中で米不足に陥った状況を打開しようと、米の麺を推奨したこととナショナリズム高揚のために行われた国民食コンテストで優勝したのが、偶然にもパッタイの原型だったとも言われています(パッタイが国民食とされたのは1945年)
その後ベトナム戦争で休養地になっていたタイに滞在した米軍によって世界に広まり、2000年代にもタイ政府の意向でタイのイメージに沿った料理を提供してほしいという要望が出たことから、パッタイがメインに躍り出たそうです。



さて、タイ料理と言えば、極端に辛いか極端に酸っぱいか極端に甘いかという、極端なものという印象が強いのですけど、さすがに日本人向けにアレンジが施されており、マイルドになっています。しかし、そのマイルドさが、タイ料理を知っている人だと、辛いのか酸っぱいのかよくわからない中途半端な味になっているなと感じてしまうでしょう。

しかし、私自身が食べて思ったのは、確かに中途半端だけれども、程よい辛さと程よい酸味でバランスがいいねと思いましたよ。もう一味欲しいなと思えば、ナンプラーなりライムなり一味唐辛子なりを入れればいいと思います(実際ライムは一緒に提供されている)。
あとは、干しエビの香ばしさと1匹だけ入ってる(苦笑)エビのプリッとした感じが、米の麺に絡んだソースの味わいにぴったりでしたし、麺そのものもモチモチしていましたから、食べ応えの面でも満足です。


先程も書いた通り、日本人向けに作られているので、タイ料理の苦手な人でも楽しめると思います。タイ料理入門編としていかがでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 22:03│Comments(0) 飲み食い系 

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