この試合は、8/30に行われる予定だったものです。雷雨による中止だったんですね。それから約1か月半、両チームに起こったことをまとめてみましょう。
岐阜に関しては、中止になった試合後の成績を2勝1敗1分で迎えた9/21よりゼムノビッチ・ズドラブコ元監督が休養(9/25解任)。翌日のカターレ富山戦から仲田建二監督(富山戦の時は監督代行)が指揮を執ることになりました。そこからは4連勝と波に乗ったものの、先日行われた鹿児島ユナイテッドFC戦で敗北。勢いが削がれた中で秋田戦を迎えます。
一方秋田に関しては、無敗を貫いていました。一番危なかったのが、先日行われたセレッソ大阪U-23とのアウェイでの一戦。先制したものの、後半に追い付かれ逆転されたのですが、終盤になって再び追い付き、最終盤(アディショナルタイム)に逆転という劇的な勝利を挙げて岐阜戦を迎えます。
勢いの面では秋田に分がある状況。その中で岐阜はどう抑え込むのかがキーとなるでしょう。とにかく先制を許してはならない。がっちり固めて隙を窺うのが勝利への一番の近道ではないのでしょうか。

ということで、2つ紹介していきましょう。
最初は、グーテライゼの「マンテル昭和レトロカレー」。
万照スパイス&カレー研究所の「マンテルカレー」をベースにしたものです。元々アーティストの方が作った、こだわりのカレーだそうな。
カレーなので、スパイシーさはあるものの、どちらかというと控えめの印象。かつ辛さも抑えられており、名前の通り昭和のカレーといえる味でしたね。「オリエンタルカレー」に味が近いかなと思いましたね。ただ、甘口ではない(ニヤニヤ)。

年間出店の予定だったモリシマグリルの商品をキリンタスが代行して出品したという感じでしょうか。まぁ、コロナ禍で出店もままならないところもあると思いますので、今回のような出店で手助けできるのは、いいことですね。私達も買って応援で、できる限りのことをしたいですし・・・。
炭火で焼いた鶏肉のスモーキーさで、肉の旨味がよく引き出されていました。ご飯(雑穀米)は少なめだったものの、鶏肉の多さで十分お腹が膨れるでしょう。まぁ、カレー食った後だからね(爆)。

・・・えー、松本拓也選手のJ3通算150試合(鹿児島戦で達成)を祝すセレモニーが行われたこの試合、前半から1点を巡る攻防となりました。岐阜は秋田の陣内になかなか攻め込めないものの、秋田の攻撃をがっちり守り、何とか耐えるというふうに。双方ストレスの溜まっている試合になりそうだ・・・と思ってた前半終了直前に、岐阜の守備が乱れ、橋口拓哉選手の蹴った球が何とオウンゴールに。このオウンゴールが勝負の分かれ目、そして秋田の勝利が決定した瞬間とも言えるふうになりました。平たく言えば岐阜の自滅です(泣)。
それでも後半を語っていかないといけないのか!< や っ て も ら わ な い と 困 り ま す !
後半開始前、甲斐健太郎選手が松本選手と何やら話しておりました。守備のすり合わせをしていたのでしょうね。
それが発揮される・・・かと思ったら、開始早々秋田に攻め込まれ、ディフェンダーの千田海人選手に決められる有り様。あのオウンゴールで気持ちが切れてしまったのかなと思いましたね・・・。
そしたらば、5分も経つか経たないかで、松本選手が飛び出して蹴ったキックが不発気味になり、その球が何と相手に渡ってしまった。ポーンと蹴った球は松本選手の裏を取る格好となって、無人のゴールマウスに吸い込まれてしまいました。あーあ、ダメだこりゃ。松本選手の悔しがってゴールマウスを蹴る音だけが虚しく響いていました。
守備陣の気持ちが切れたと思ったら、先程の点で松本選手の気持ちも切れた。今度は3分も経たないうちに、同じ選手に同じように決められる。もう目も当てられない。明らかにプロがアマチュアとの相手の試合をやってるような感覚ですわ。どっちもプロのはずなんですが・・・。
もうスタメンの選手のライフはゼロになったのを察知したのか、後半10(55)分に川西翔太選手を、後半18(63)分には攻撃陣総とっ替え(前田遼一・町田ブライト・粟飯原尚平の3選手)で何とか状況を打破しようとします。
しかし、攻撃に特化した策が裏目に出てしまう。前のめりになっていた岐阜の守備が甘くなったところに、同じく前のめりで攻め込んできた秋田の選手にカンフーキックのようなシュートを松本選手の目の前で決めて、それが入ってしまうのですわ・・・。危ないプレーですけど、キーパーには当たっていないので、いわゆるキーパーチャージにはならなかったのですね。
もう無いだろうと見ておりましたけど、まだ点を取られるのではないかという不安に駆られながら見るのは、いつぶりだろう・・・。恐らくJ3に降格するという時期以来だろうかな。で、1点でもいいからと思って見ていたのですが、いいシーンはあったんだけど、相手のキーパーは5点あるという安心感からかファインセーブ連発。ああ、何もかもがアカン日や・・・。
はい、結果は惨敗です。ホームで惨敗。これ以上何をいわんや。
今日の試合で、岐阜はやってはいけないことをやってしまいました。いくつかあるのですが、大きく2つ。
一つは、J3では致命傷となる連敗をしてしまったこと。1つの負けでも厳しいJ3で、連敗は上位に残ることを難しくさせてしまいます。
もう一つは、大敗してしまったこと。5点も失うと、得失点差で大きな影響が出ます。仮に同じ勝ち点で並んだ場合、得失点差が上位・下位の位置付けでの第一の条件になるので、これを取り返すのは大変ですよ、かなり。
他にもいろいろあるのですけど、とりあえず思い浮かんだのが、この2つ。
まぁ、秋田はすごかった。
J2にいてもおかしくないくらい、組織立った、かつ攻守の切り替えが早い。いや、守備はあまりしていないと思います。攻撃の延長線上に守備がある、いわゆる攻撃は最大の防御を実践していましたね。さらに選手が全員全力で戦っている感じ。出るのが確実なボールでも全力で追い掛けていました。そこでサボるような選手は使わないという意思表示があるのでしょうね。中3日ほどだったのに、動きがキレッキレ。それでいて90分疲れを知らずにピッチが狭いぞと言わんがばかりに縦横無尽。これは敵いませんわ・・・(泣)。
このショックを引きずってしまわないか心配に思いながら、次の福島ユナイテッドFC戦を迎えるのか・・・。申し訳ないけど、松本選手は次の試合は、お休みで結構です。1試合ベンチ(ないしはベンチ外)から試合を眺めて足りないものを探しなさいと。一度パク・ソンス選手の捌きを見たいというのもありますが。
次も大きく入れ替えてくるのかなと思いますが、下位のチームだからといって手を抜けば、3連敗もあり得ます。そうなったら終戦です。というか、もう終戦だと思いますわ。そして、秋田がJ2昇格の切符を得たと思ってもいます。何せ全チームに負けてないのですから・・・。
残り13試合、自動昇格への勝ち点差は4。

