2020年11月11日

秋の新機種2020 au編 前編

秋の新機種、今回からauの新機種紹介です。
auで一番のトピックは、MVNO(仮想移動体通信事業者)のUQ mobileを移管(事業承継)したこと。元々はUQ WiMAXを手掛けるUQコミュニケーションズのブランドだったのですが、携帯電話部門であるUQ mobileをauを手掛けるKDDIに移管されました。これに伴い、UQ mobileはauのサブブランドとして展開できるようになりました。簡単に言ってしまえば、安価な端末かつ安価な料金プランを提供できる会社が持てたということです。ソフトバンクでいうところのワイモバイルとの関係になります。
ただ、機種紹介に関しては、行わない予定でいます。ワイモバイルを紹介しているのは、元々ウィルコムとイーモバイルという携帯電話会社(MNO)がベースになっているからで、UQ mobileとはベースが違うんですね。UQ WiMAXを紹介しなくなったのも、そのあたりにあります。ただ、あくまで予定は未定なので、今後紹介していくかもしれません。
なお、沖縄県が特殊なのは今回も同じで、UQ mobileの沖縄県での展開は、沖縄セルラー電話(auの沖縄県でのブランド)が管轄することになりました。

そして、料金プランや割引サービスにも新しいものが登場しました。
一つは、「データMAXテレビパック」というもので、「データMAX 5G テレビパック」(10,180円/月)と「データMAX 4G LTE テレビパック」(9,180円/月)として提供されます(共に「2年割引N」適用の場合の価格で、2GB以下/月の場合は1,480円割引される)
特徴としては、TELESA(テレサ。旧ビデオパス)以外に、フジテレビオンデマンドとParavi(パラビ)が見られるようになります。基本的にテレビ番組の見逃しサービスに強いプランといえるでしょうけど、NETFLIXのようにオリジナル作品も提供する動画配信サービスが入っていなかったり、YouTube PremiumやApple Musicのような個人が動画配信したり音楽配信が受けられるサービスが入っていないので、そのあたりが欲しい人にはデメリットになりそうです。
もう一つは、「auワイド学割」という割引サービス。
29歳以下のユーザーは、5G契約から半年間の間でのみですが、1,000円~1,600円割引されるものになります。これまでは25歳以下だったので、少し対象年齢が拡大されたというふうです。


では、新機種の紹介に移ります。今回の発表で登場した6機種に加え、それ以前に発表された1機種とPixel 5の計8機種になります。今回の発表で、今後auの機種は5Gで全て展開されるとのことなので、4G LTEは今後縮小というふうになるのでしょう。つまり、現有モデルのみで、現有モデルが売切れ次第完了への道を歩むというふうですかね。

今回は国内モデルの紹介です。


①AQUOS zero5G basic DX SHG02
6.4インチブルHD有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 10。
4800万画素CMOSの標準・広角・望遠のトリプルカメラ、IPX5/8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能を搭載している。

個人的感想
この機種のベースはAQUOS zero5G basicで、大きく違うのはメインメモリ8GB・内蔵ストレージ128GBになっている点
AQUOS zeroの特徴として、ゲーム画面の描画速度を上げる「ハイレスポンスモード」が搭載されているので、5G対応でもあることから、色が白と黒の2色しかないのは難点なものの、ゲームフリークな人には薦めやすい機種でもある。


②AQUOS sense5G SHG03
5.8インチフルHD+ IGZO液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 11。
4570mAhの大容量バッテリー、1200万画素CMOSの標準・広角と800万画素の望遠のトリプルカメラ、IPX5/8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能を搭載している。

個人的感想
この機種は、ミドルレンジモデルでありながら、IGZO液晶を採用している点と大容量バッテリーが搭載されている点でハイエンドモデルに遜色ないものになっている。


③Xperia 5 Ⅱ SOG02
6.1インチフルHD+有機EL液晶を搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid 11。
1220万画素CMOSの標準・望遠・超広角のトリプルカメラ、IPX5/8相当の防水機能、IP6X相当の防塵機能を搭載している。

個人的感想
この機種は、これまでの機種と違い、駆動速度が120Hzにアップしているだけでなく、黒画像を挿入することで駆動速度を240Hzにまで上げることができるようになっている。メインカメラにはZEISS(ツァイス)のレンズが採用され、専用アプリも用意されているため、ソニーのデジタルカメラである「α」のような写真が撮れるようになる。ゲームフリークもカメラフリークのどちらにも訴求できる機種に仕上がっている。


次回は海外モデルの紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58│Comments(0) ケータイ系 

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