2020年11月15日

FC岐阜観戦記2020 アウェイ編 その14 何もかもがアウェイ

SHV47_0591FC岐阜、昨日は秋田県秋田市にあるソユースタジアム(秋田市八橋(やばせ)運動公園陸上競技場)でブラウブリッツ秋田とのアウェイになりました。
このソユーという名称は、アミューズメント事業を行っている会社の名前で、主にショッピングセンターに出店しているとのこと。最近は、ロードサイドに直営店を出店しているらしい。本社が秋田市にあるんだって。
このあたりでも、プライムツリー赤池やイトーヨーカドー安城店のゲームセンターを運営しているようで。
・・・てっきり宇宙船の名前だと思ってたよ(ニヤニヤ)。<それはソユーズ!



SHV47_0592スタジアムの中そのものは、専用スタジアムのような近さがあります。水戸ホーリーホックのホームであるケーズデンキスタジアムみたいだなぁ。
ただ、スタジアムの屋根はほとんどなく、トイレに至ってはメイン側にあるのみ。しかも男子用は大小1つずつのみという酷さサイド側にもトイレはあるものの、なぜか閉鎖中。ちょっとこれはいただけない。
いただけないといえば、土・日・休日はOKとはいえ、路上駐車が多い車もしばしば通ることから、危ないこと極まりない。できれば近くの土のグラウンドに臨時駐車場を設けてもいいんじゃないのかなぁ・・・。

来年J2に上がることはほぼ確定でしょうから、スタジアム周りのインフラをもう少し整えないと、大混乱に至りそうで怖い・・・



SHV47_0595秋田がソユースタジアムを『使わなければいけない』理由。それは、このスタジアムに問題があったからです。
こちらは、同じ八橋運動公園内にあるあきぎんスタジアム(秋田市八橋運動公園球技場)。元々秋田は、ここを拠点に活動していたのです。
ところが2017年に優勝した時、あきぎんスタジアムには照明が基準に足りない・電光掲示板が無い・屋根が無いの無い無い尽くしで、J2昇格ができない事態になったため、複合的な球技専用スタジアムを新設しようという動きも出たのですけど、秋田県側に難色を示されてしまいます
その代わりといって用意されたのが、ソユースタジアムの改修電光掲示板と照明が付けられ、屋根に関しては実験的に設けたものが基準に達するかもしれないということで、何とかメドが立ちました。もっとも屋根に関しては是正勧告で済むので、実質昇格への道筋は付いたも同然でしょう。



SHV47_0596フィールドは結構きれいで、見やすいようです。
・・・ただ、スタジアムの外から覗けるくらい見やすいのは、Jリーグにとってはアカンやろうなぁ(苦笑)。



SHV47_0609このソユースタジアムには名物があり、それがこちら。細かい情報が掲示されることです。
こちらは秋田の得点傾向。
よく言われていますけど、セットプレーからの得点がほぼ半数を占めています。これはファウルやコーナーキックから点を取りやすいというふうにも見られ、特にゴールから近いところのセットプレーは怖いってことですわね。



SHV47_0611一方岐阜も出してくれました。
ウチは、まんべんなくなのかね。セットプレーも多いけど、パスからのゴールもそれなりにあるようです。一方でクロスからも多い。印象深いゴールが多いから、多いのかと思ってたけど、先述の2つに比べたら・・・というふうか。
なお、これ以外にもオフサイドの解説もあるようです。これだけやればサッカーに詳しくない人も詳しくなれそうな気がするし、サッカー好きにはたまらない部分もあるんだろうけど、秋田県でサッカーは野球・バスケットボールの次に甘んじてるんだよねぇ。



SHV47_0614試合に関しては、長良川の時と同じく、秋田が押す傾向。それでも岐阜は粘り強く守り、そこからリズムを作ろうとするものの、秋田のカバーが相変わらず早い元々攻撃の延長線上に守備があると思っていたのですけど、この日の試合は守備に関してもしっかりやっていた印象。これは嫌らしい。

我慢に我慢を重ねて前半の乗り切った岐阜。後半45分も一丸になって戦おうと仲田建二監督は述べていたそうですけど、もろくも崩れてしまいました。
後半21(66)分、問題のセットプレーからですよ。一旦防いだものの、空中戦に持ち込み、イヨハ理ヘンリー選手を倒してこじ開けたラインを撃ち込まれて失点してしまいました。ただね、このプレーもそうですけど、秋田のプレーが全般的に荒い。かつ、明らかにファウルになってもおかしくないプレーを主審や副審が取ってくれない(一方で何でもない岐阜側のプレーは、ほとんどファウル扱い)。もう秋田の無敗記録を伸ばしてやりましょうという嫌らしい見方もできますわ。
スポンサーの就いた冠マッチは無敗という嫌な側面が見事に発揮されて、このまま負けてしまいました。ただ、選手だけじゃなく、ホームの雰囲気に審判団のジャッジメントが曇ってないかとあの日の秋田の空を見て思うのでした。最後スカッと晴れてきたのは、秋田イレブンへの祝福なのかと嫌味を言いたくもなったよ。



J3になって、ここまで審判団にフラストレーションが溜まるとは思わなかった。これがJ3なんだと言われても納得のジャッジメントですわい。
この敗戦に伴い、岐阜は6位に転落。しかもFC今治に同率という最悪の展開になっています。もちろん勝ち点差も6に引き離され、少なくとも3回連続で勝たないと昇格は難しい状況になっています。勝てるか、勝てるのか今の状況で・・・と嘆きたくもなる。
その状況を少しでも打破するためには、次のセレッソ大阪U-23戦とその次の藤枝MYFC戦に連勝しないといけないでしょう。そうすれば、相手次第では詰めることは可能それができなければ、残念ながら終戦でしょう。

実は、この秋田戦から連戦なんです。交代枠をあまり使わなかったのは、ホーム2連戦に戦力を残そうと思ったんでしょうね。割り切ることも大事なんでしょうけど、少なくとも引き分けに持って行くほどには・・・。もう仕方ないか。
あとパウロン選手、ケガの噂が出ているけど、ケガするようなコンディションはアカン!使う予定だったのに・・・。


残り7試合、自動昇格への勝ち点差は6。


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Posted by alexey_calvanov at 19:43│Comments(0) スポーツ 

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