2020年12月18日

【残り】いまだ大混戦のJ3【1試合】

先日J2ではJ1の昇格チームが決まり、JFLではJリーグ参入チームが既に決まっています。決まっていないのは、J3のみです。


そんなJ3上位陣の現状から。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(73) +40 ☆
2位 長 野(59) +21
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 相模原(58) +7
4位 岐 阜(56) +12


残りは1試合、昇格争いは2位のAC長野パルセイロと3位のSC相模原の一騎打ちになったと思っています。じゃあ何で4位のFC岐阜が書かれているんだとお思いの方がいらっしゃることでしょう。私が岐阜のサポーターだからひいき目で書いてるんだろうとか、残り1試合だから直すの面倒だし残しておいたというわけでは決してありません(爆)。ちゃんとそれなりの理由があるんです。その理由を理解してもらうために、最終節の相手と双方の前節の結果および双方のホームないしはアウェイでの勝率とかを書いていこうと思います。なお、左側に書かれているチームがホーム、右側に書かれているチームがアウェイです。


AC長野パルセイロ×いわてグルージャ盛岡(前回の結果:盛岡1-4長野)
前節の結果
長野:岐阜(ホーム) 0-0
盛岡:C大阪U-23(アウェイ) 0-5
チーム成績
長野:ホーム勝率56%(アウェイ勝率47%)
盛岡:アウェイ勝率31%(ホーム勝率29%)


・・・長野はJ2昇格に最も近いチームではあるんですけど、先日の盛岡の試合を見て、もしかしたら番狂わせがあるんじゃないかと思わせるところがあったんですよね。
盛岡はセレッソ大阪U-23とのアウェイでしたが、オウンゴールも含めて5点入れてるんですね。実質0-3ですけど、長野との一戦でも、長野の動きがプレッシャーとかで悪くなった場合、そこを突いて複数得点獲られて負ける・・・なんてことを思い浮かべたんです。ましてや長野の天気は雪で最高2°Cの予報どちらも雪には慣れているチームとはいえ、東北の寒さと雪深さを考えると、盛岡の勝利の可能性も無くはないんです。
長野の利といえば、ホーム勝率が高い点。ホームで戦える点を考えると、勝利の後押しになってくれるのでしょうけど、これがあるからといって必ず勝てるとは思えない。逆に追い込まれれば、更なるプレッシャーを与える材料になりかねないので、早い段階で点を獲って気持ちを楽にするに限るでしょう。


FC今治×SC相模原(前回の結果:相模原1-1今治)
前節の結果
今治:富山(アウェイ) 1-3
相模原:秋田(ホーム) 1-1
チーム成績
相模原:アウェイ勝率38%(ホーム勝率53%)
今治:ホーム勝率31%(アウェイ勝率59%)


こりゃ参った(ギャハ)。相模原はアウェイで勝てない、今治はホームで勝てないという双方欠点を抱えた中で試合をやるのか・・・。前節の結果を見てみた限り、カターレ富山に勝った今治の方が勢いはあるかなと。一方相模原は昇格を賭けて死に物狂いで挑んでくるでしょうけど、いかんせんブラウブリッツ秋田に引き分けるのが関の山といったところで。もし勝っていたら挑み方もだいぶ変わっていただろうなぁと。2位に立てて楽な位置にいられたでしょうし。
今年台風の目になった今治ですから、一筋縄ではいかないでしょう。相模原はいかに料理するかがポイントですね。


ガンバ大阪U-23×FC岐阜(前回の結果:岐阜4-0G大阪U-23)
前節の結果
G大阪U-23:鹿児島(アウェイ) 6-4
岐阜:長野(アウェイ) 0-0
チーム成績
G大阪U-23:ホーム勝率31%(アウェイ勝率18%)
岐阜:アウェイ勝率56%(ホーム勝率41%)


こちらはこちらで、岐阜のアウェイの強さが目立って目立って仕方ない(苦笑)。G大阪U-23もホームでは勝っているものの、3割というのも何ともはや・・・。しかもG大阪U-23は、鹿児島ユナイテッドFCとのアウェイ戦で1-4とリードしていながら、逆転負けを喫しているだけに、この敗戦が響かないかなと。逆に言えば、岐阜はそこに付け込めば、大量得点ゲットのチャンスも無いわけではないわけで。個人的には、大量得点を狙う戦法は柏レイソル×京都サンガF.C.の惨劇を思い浮かべてしまいかねないために、来年実りあるものにしたいのなら、避けるべきなんでしょうけど、盛岡が長野をじゅうたん爆撃しているなんて話が入ったら、前掛かりどころか前のめりで来ちゃいかねんわね・・・。ホント、長野×盛岡の試合状況は逐一監督やスタッフの耳に入れておくべきだろうなと思いますわ。長野リードなら来年を見据えた戦いに切り替え、長野が複数失点しているのであれば、前のめりに行けと指示して悔いのない戦いをさせてあげたらいいと思うの。
一方で、G大阪U-23は本当に最後のゲーム無様な試合は見せたくないので、必死になると思います。アウェイで無様な展開だったのでなおのこと。最後までジャイアンを倒そうと挑んでくるのび太のようなふうになるのではないかと思っております。ドラえもんが帰っても(トップチームがこの先頑張っていけるよう)安心させるため、というように。


というわけで、最後は最終節でもらえる勝ち点を見ていきましょう。左から、チーム・勝った時の勝ち点・引き分けの時の勝ち点・負けた時の勝ち点になります。


長 野 62 60 59
相模原 61 59 58
岐 阜 59 57 56


長野は勝てば文句なし。引き分けの場合は相模原が勝たない限りJ2昇格決定です。
相模原は勝っても長野が勝ってしまったらアウト。引き分けの場合は得失点差の状況次第ですが、相模原が得失点で+7なので、事実上アウト。負けは文句なしでアウトです。
岐阜は勝ち以外は全て無条件でアウト。たとえ勝った場合でも相模原が引き分けでかつ長野との得失点差の9点差を埋められなければアウトです。つまり唯一昇格の可能性があるのは、相模原の引き分けか負けかつ長野が大量失点で負けるケースだけなのです。ただし、サッカーをよく見ている人ほど9点差を埋めるのは非現実的なので、事実上の脱落・・・というのは前に書いたかな。


この胃のもたれそうな最終節は、12/20の13時キックオフになります。最終節なので、公平性を保つために全試合同時刻でキックオフになります。試合が終わるとほぼ同時に他会場の結果がわかるので、そこで一喜一憂が見られるのでしょうか。泣いても笑っても最後。悔いのないように応援していきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59│Comments(0) スポーツ 

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