2020年12月22日

色々とヤバい物を詰め込んできたぞ!

1989年に「Beep」から誌名変更して誕生した「Beep!メガドライブ」。その後、1994年に「セガサターンマガジン」、1998年に「ドリームキャストマガジン」とその誌名を変えて継続していった(後に、「ドリマガ」(2001年)→「ゲーマガ」(2006年)と誌名を変更し、2012年まで続いていった)。
そのセガの最も濃い時代とも言える時代を支えた「Beep!メガドライブ」・「セガサターンマガジン」・「ドリームキャストマガジン」を再編した「セガハードヒストリア」が発売されることになりました。もちろん出版先はSBクリエイティブ(ソフトバンクの出版部門から繋がるソフトバンク系列の出版会社)。もちろん当時のメインスタッフが責任をもって監修します。
12年もの間積み上げてきた誌面の情報を先述のメインスタッフが系統立てて再編集するとのことなので、かなり大変な作業になることは想像に難くなく、その経緯もあることから、『想い出の誌面』よりも『歴史的アーカイブ』を意識したものになりそうですね。

それ以外で特徴的なのは、当時のメインスタッフが当時のキーパーソンにあの頃を伺うメモリアルインタビュー、3誌での華の一つで大いに盛り上がった読者参加型企画の「読者レース」の最終結果の掲載、タカラトミーアーツから販売されていた「SEGA HISTORY COLLECTION メガドライブ編」がフルセット同梱、サムシング吉松さんのセゲいち(「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」)シリーズがPDFの形で全巻収録などでしょうか。
しかし一番すごいのは、当時のメガドライブソフト10本が、Windows上ではあるもののプレイ可能になるとのこと。12/21現在、「ラングリッサー」・「アンデッドライン」・「スタークルーザー」・「チェルノブ」は発表済みで、これらを見ただけでも結構濃過ぎてめまいのするラインナップ(笑)。中でも「チェルノブ」は、世界的に有名になったあの原発事故からインスピレーションされたのではないかということで、不謹慎ゲームと叩かれ、発売さえ危うかった作品としても知られているのです。一応Wiiのバーチャルコンソールで配信はされているものの、もうWiiでのプレイは実質不可能(2019年で新規購入終了)なため、ここで遊べるのが貴重になってきます。
なお、このラインナップは去年発売された「メガドライブミニ」ともかぶらないようにするとのことなので、権利関係さえクリアできれば、あの作品も来るだろうな。そう、「ソード・オブ・ソダン」(ギャハ)。


「セガハードヒストリア」は来年の7月21日に発売が決定しています。先程も書いたように、スタッフの方々は、これから大変な作業を行っていくことになるかと思いますが、皆の納得いく誌面作りをしてもらいたいものです。


セガハードヒストリア ――『BEEP!メガドライブ』『セガサターンマガジン』『ドリームキャストマガジン』責任編集――
セガハードヒストリア



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Posted by alexey_calvanov at 23:12│Comments(0) ゲーム系 

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