2020年12月30日

安間ぁ!?

今日の中日新聞の朝刊を見て、結構驚いた。白紙と言ってたはずだから、もしかして水面下で進めていたのなら、宮田博之社長は結構なタヌキオヤジだわ(苦笑)。
その中日新聞の報道では、FC東京のコーチを務め、FC東京U-23の監督経験を持つ安間(あんま)貴義さんが来季の監督に就任することが関係者の話で明らかになったとのことです。


安間さんは、本田技研工業サッカー部(現在のHonda FC)の選手としてプレーをし、2001年に現役引退JFLのベストイレブン4回、フェアプレー賞1回(1998年)、MVP1回(1999年)と輝かしい活躍を見せていました。

その後2002年からHonda FCの監督に就任まだライセンスを取得していないのにもかかわらず監督として就任するという異例の配置になりました。3年間で優勝(2002年)と2位2回という成績だったのですが、2004年に退任しています。

2005年からヴァンフォーレ甲府のコーチとして就任するのですが、その当時の監督はロアッソ熊本監督の大木武さんだったりする(汗)。ここで大木さんの名が出てくるのか。
2006年にA級ライセンスを取得すると、翌年からヘッドコーチとして大木さんをサポート。さらに2008年にS級ライセンスを取得すると、大木さんの監督退任を受けて監督の後継となります。
甲府時代はJ2で7位・4位と振るわなかったものの、若手の育成(当時あったサテライトリーグで指揮を執っていたことがある)と終盤まで昇格争いに絡んでいた、また選手に慕われていたというのもあり、人間性のすばらしさと若手育成への定評の評価は、ここで挙げたのだと思います。

その後は、カターレ富山の監督に就任(2010年)したものの、成績は下から数えた方が早く、2014年にはJ3降格によって退任します。

そして、2015年からFC東京のコーチに就任し、翌年からはJ3で発足したFC東京U-23の監督に就任します。2018年からは再びトップチームのコーチに就任したものの、FC東京U-23の監督も兼任しています。2019年からはFC東京U-23の監督の指揮は長澤徹さんが執っていたのですが、2018年に一旦監督代理に就いていた安間さんもトップチームのコーチ業と共に監督を兼任していたようです。


いやぁ、こんな経緯を持つ方をどうやって引っ張り出してきたんだ・・・。FC東京U-23が活動終了しているから狙ってきたのか。それならシーズン中でもよかったんじゃないかと思ってるけど、トップチームのコーチ業は放り出せないもんねぇ・・・。
若手の育成には定評があるというのは先述の通りですけど、富山での成績が気掛かりなのよね・・・。若手の育成がよくとも、チームとして戦術やまとまりがなければアウトなわけで。ただ、大木さんの標榜していたパスサッカーを伝授されていたようなので、仲田監督と同じような戦術になってくるのかもしれない。ヘッドコーチで残るならなおのこと。
永島悠史選手は満了となったけど、もしかすると復帰のワンチャンは残されたか。それとも『師匠』のいる熊本から引き抜く可能性があるのか。はたまたFC東京U-23の選手を連れてくるのか。いずれにしても楽しみでもあり不安です。


年の瀬になって飛び込んできた新しい監督の話。早ければ早いほど戦術や戦略は構築しやすくなるので、早いこと発表してほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 10:32│Comments(0) スポーツ 

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