集英社から刊行している週刊ヤングジャンプで連載中の「キングダム」。春秋戦国時代を生きた2人の少年が、中華統一を夢見て奮闘する物語です。かなり長い連載だった記憶がありますけど、実は1回も読んだことが無い(苦笑)。
その作者である原泰久さんが、サッカー・J1のサガン鳥栖のユニフォームスポンサーになることが明らかになりました。原さんは佐賀県の出身で、地元のチームということで支援したいと名乗り出たそうです。これまでも応援バルーンやコラボイベントでも鳥栖を支援していたのですが、今回は一歩踏み込んだ対応となりました。
ちなみに、1年契約(2月~来年1月、掲出は3月~来年1月まで)で、掲出先はパンツになり、『キングダム』名義で掲出するとのこと。
元々地元のチームということで、これまでも鳥栖にテコ入れしていたんですね。でも、去年は20億近い赤字を叩き出し、チーム存続の危機とまで言われていた中でしたから、思うところがあったのでしょう。コミックスは累計7000万部を売り上げているということもあって、今回のような支援ができたんだろうなと思っています。
今回の支援、口の悪い人の言い方をすれば税金対策。寄付をすることで税金の控除が受けれるという打算な部分もあるのでしょう。それでも地元を想う気持ちは、過去の支援を見れば明々白々。恐らく純粋に支援をしたいのだと私は思っています。
この件をきっかけに長い支援に繋がっていけばいいのですが、個人で行える支援は限られます。そうなると、「キングダム」を連載している集英社が乗り出してくるかどうか・・・というふうになるでしょうね。