原作はノーマークですが、いわゆるなろう系で片付けられる可能性もあって、少々もったいないなと。
なろう系も二分できると思いますわね。いい意味でなろう系じゃ無い作品と、やっぱりなろう系だねと言われるような作品とに。今回の作品は前者であってほしいと願うばかりです。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は仕事中毒とも言えるくらい夜遅くまで仕事に没頭する20代の女性で、一人暮らしをしている家に帰って来た時、異世界の召喚術に巻き込まれてしまう。
着いた先には、彼女ともう一人の女性がおり、召喚主の男は聖女様とあがめるのだが、主人公のことはまるで目にも暮れず、もう一人の女性を持ち上げるばかり。
それでも彼女は王宮に住むことはできたものの、何もすることが無く途方に暮れていた。
数週間後、彼女は息抜きに王宮内を散歩することに。そこで元の世界と同じ薬草類を見掛ける。彼女は王立の薬用植物研究所に通うようになり、後に正式な研究員となって薬草作りに没頭するのだが、なぜか彼女の作るポーションは、効力が通常の1.5倍になっているらしく・・・。
というふう。
この作品は、ヤマになるシーンは少なかったかなと。でもそれだからつまらないというふうではなく、ふつふつと面白さが湧いてくるような感じになっています。
今回はあくまで主人公の数ヶ月間の行動がクローズアップされるようになっており、国の内情・世界の実情はあまり語られていない(必要最低限のみな)ので、すっきりと見られるかなと。そして彼女の凛とした部分も最後見られ、この世界で生き抜く決意のようなものを見せられた気もしないでもない。
地味なのが残念な、渋い味わいのある作品です。正直あまり盛り上がら無い作品なんでしょうけど、最後まで見てほしいなと思わせるだけの力は持っていますから、私自身は最後までじっくり見ていこうと思います。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

