この作品も連載当初から読んでおりますが、現在第2部である現代編になっておりまして、状況があまりの見込めないまま現代編にダイブしているので、少し困惑しながら読んでおります(苦笑)。少し複雑な部分が無くもないので、しっかり見ることをオススメします。なお、この作品は2020年10月の放送予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響で、この時期まで延期となりました。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は最初、管理者によって地上に投げ込まれた球だった。そこからコケに変化し、やがてコケの前で死んだオオカミの姿に変化した。そのオオカミは飼い主である少年の家にやって来た。彼は楽園があると言われる南に向かった村人の中で、村に残った最後の一人だったのだ。
彼も仲間を追って南に向かったのだが、全滅していることを知る。しかも、その過程で負ったケガが元となり、戻った村で死ぬことになった。その時、オオカミだった主人公は、少年の姿を得ることになり、彼の達成できなかった楽園に向かう夢を抱いて南に向かうのであった。
というふう。
初回は、主人公と少年との出会いがメインに描かれており、少年のポジティブさとは裏腹に周りは絶望しかないという明暗が色濃く出ているので、見ている側も苦しくなってしまうほど。原作を読んだ時にも思っていたけど、この見せ方は上手いですよね。
そして、別れから出る新たな希望と託された夢を引き継ぐようなシーンも印象的でした。少年のリ・インカネーション(輪廻転生)のような印象を付けるシーンでもあり、これも上手い演出でした。アニメになってからもっと際立ってたかな。
この後が、まま難解な部分が多いので、好き嫌いが分かれるかも・・・と思っています。話そのものは結構考えさせられる部分が多いので、確かにEテレ向けだよなとは思わされます(苦笑)。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

