先週行われたカターレ富山戦に惜敗した岐阜、1週間ゆっくり調整に充てられたと思しき中で熊本戦を迎えました。しかし、ゴールデンウィークの間にホーム2連戦+天皇杯決勝の3連戦をこなさなければならないほど、苦しい展開になっています。新型コロナウイルスの影響で次開催されるアスルクラロ沼津戦が5/5に充てられたことによるものですけれども、どうも岐阜は代替試合の絡むホームの連戦で勝てない。去年はホーム3連戦がありましたけど、そのうちの1つは雷雨で中止になった代替試合だったんですよね。相手が悪かったというのも無くはないけど(苦笑)。
ちなみに、今日の試合(3687人)はチケットの前売りが完売となりました。完売になるのは名古屋グランパス戦の時以来じゃないかなと思いますけど、あの時はすし詰めでの完売。今回は新型コロナウイルスの影響でマックス5000人としたうえでの完売。しかも1400人ほどは買っても来なかった、ないしは来られなかったんですかねぇ・・・。

実物を見ると、なかなかかっこいいし、ディティールがすごいのよ。うーん、欲しいなぁ・・・。

こちらは、その中の一つで、スーパーカーの来場。SUPER FJというフォーミュラーピラミッドの最下層に位置する車なのだそうな。
今回の子供向けイベントは、キッザニア顔負けで、DJ体験・ラジオパーソナリティ体験・VTuber体験といった、ウチだからこそできる職業体験ができるようになっていました。

ということでスタメシ紹介。最初は森本工房の「森のハムセット」。
自家製のハムとソーセージがたくさん入ったセット品です。
コイツは、一品一品が手抜かりなく作られています。ジューシーなのに塩気は少なく、クドくないんです。ソーセージを挟んだロールパンにはカリーヴルストが掛かっていて、食欲をそそります。

見た感じは黒っぽい感じですが・・・。
こちらは見た目通りというのか、総じて味はスパイシーになっています。玉ねぎの風味もわずかに残っており、スパイシーさを大きく引き立てる要因にもなっています。これはこどもの日絡みなのに大人向けの味(ニヤニヤ)。

そこで、敷島珈琲店の「敷島プリン」を買ってきた。カラメルソースが別途になってる。
このプリンは、プルプルというより、少ししっかり目の仕上がり。味も浅さ控え目のものになっていました。それゆえにカラメルソースの出番なわけで、コイツを掛けると、甘さが引き立ち、カラメルの渋みも加わって、結構複雑な風味になります。ただ、お皿が浅いので大惨事になりがち(苦笑)。

大木武監督のサッカーは、パス回しがメインで、いかんせんスタミナを浪費するものになっています。そのため前半無駄に走らせて、足の止まりがちな後半になってから点を獲っていくというパターンで攻めると勝ちを得やすいというふうになっていました。
ところが、今日は想定以上に寒い。最高気温が16°C、キックオフ時間の19時時点では12.4°Cという5月にしてはかなり寒い環境下。そんな中では熊本の運動量は落ちるどころかますます上がってきます。すごくキレがよく、パス回しが洗練されていました。キレがいいということは、攻守の切り替えも上手くいく。大木サッカーでは、守備の面は強くないにもかかわらず、要所要所で岐阜の攻撃をブロックされました。
岐阜の選手達は、熊本の守備を崩せないだけでなく、まだコロナ禍の影響が残った足取りになっており、少し足取りが重いのと身体を上手く動かしてプレーできていない。ゆっくり休んだはずなのに、まだ富山戦のような重苦しいものを背負っている雰囲気でした。
そんな中でも前半は0点に抑え、熊本が流れを掴み始めたかなと思えた後半25(60)分に、柏木陽介選手とレレウ選手が投入されます。すると、重苦しかった岐阜の雰囲気が一転、明るくなったようなふうになり、ゴールを目指す意識が高まったかなと思えるようになりました。2人とも動きが的確なのよ。村田透馬選手も早いけど、レレウ選手の方が上手に感じますし、柏木選手は元J1クラブ所属の経歴を生かして、光る個人技を見せてくれます。それがちゃんとチームプレーの一つとして溶け込んでるんですよね。そう、スタンドプレー的な個人技になってないんです。
ところが、後半35(70)分、ペナルティエリア前のファウルでフリーキックを得た熊本。蹴り上げたボールを桐畑和繁選手が弾くものの、その球を浅川隼人選手が見逃していなかった。弾いた球を押し込んだゴールが決勝点になり、岐阜は連敗となりました。
また気を抜いてしまったのかな。それとも掴めなかったのか。あれはキャッチングでしっかり防ぐべきだったのでしょうけど、予想外の寒さでスタミナの残っていた熊本に運が転がり込んできたのかもしれない。あとはあれほど浅川選手をフリーにするなと・・・。

連敗はアカンわな。しかもワンプレーの失点。富山戦の時の課題が生かせていないのは、少し問題かなと。それでもまだ複数点取られての失点ではない点と守備陣はそれなりに貢献しているのはわかるので、まだ反省してくれよと怒るに怒れないレベルですわね(苦笑)。
個人的には、先程も書いた柏木・レレウのラインがよかったですね。柏木選手は、いい動きをしていましたし、レレウ選手など得点源になる選手を生かそうともしていたように思います。素晴らしい動きを見せられただけでも収穫だなと思っています。だからこそ言いたい、「柏木が出たから負けた」とは絶対に言わせない!むしろ彼がいなかったら、どうなったことやら・・・。
しかし、連敗はアカン。これ以上負けると苦しくなるのは、去年十二分に味わったはず。中3日ではあるけれども、下位に位置付けている沼津には勝たないと。今が正念場。ここで勝っておかないと、最後再び泣きを見かねんぞ。

