2021年05月20日

連鎖制想像力欠如屈辱的バグだったとは

ファミコン版の「ドラゴンクエストⅣ」で有名な裏技の一つとして、「にげる」を8回選んだ後に攻撃に転じると、そこからの攻撃は必ず会心の一撃になるというものがあります。これを使って、ボス戦を楽に戦った(戦えるようになった)という人も多いのではないのでしょうか。
ともすればバグではないかと言われていたこの裏技、当時のプログラマーだった内藤寛さんが明かしてくれました。といっても寛さん、当時このプログラムには関わっていないとのこと。そこで、そのプログラムに関わっていたあの人にアポなし電話を敢行しました。
その人とは、山名学さんジニアス・ソノリティの社長さんにして、かつて活動していた(2012年より活動再開はしたものの、事実上の休眠状態である)ハートビートの社長さんでもあります。

行き当たりばったりな中で山名さんに電話したら、やっとのことで出てくれた。タクシーの車内で山名さんは、当時のことを振り返ってくれました。
いわく、プログラム上では4回「にげる」を選ぶと、必ず戦闘から脱出できることになっていました。ファミコン版「ドラゴンクエストⅣ」をプレイしている人なら、そう言えばそうだったなと思い出す人もいらっしゃるかもしれません。
ところが、ボス戦では「にげる」コマンドを選んでも逃げられない仕様になっているのを山名さんはすっかり忘れていた(想定していなかった)ようで、回数が増えるごとに、2進数(0と1でカウントする方式)でカウントされている桁が増えることになってしまい、8回目になると4桁(1000)になってしまいます。その4桁のうちの4桁目が、実はパルプンテ(何が起こるかわからない)の会心の一撃が出るプログラミングが作動するフラグと重なってしまったのです。
これに、表題の名前のバグだと述べた寛さんに対して、山名さんも返す刀で、「お前だって画面がぐちゃぐちゃになるバグ(ファミコン版「ドラゴンクエストⅢ」の通称ランシールバグ)をやってるじゃないか」とお怒りのご様子(笑)。しまいには互いにどっちのバグが有益だったかの『不毛な争い』になっていおりました(爆)。でも、当時の思い出に花が咲いたようで、傍から見ても楽しそうでしたね。


この内藤寛さんが配信している「内藤かんチャン」(まじめラジオンズ)は、内藤さんの当時の思い出話やバグについての話題など、ゲーム好きなら非常に面白いと思いますし、将来ゲーム関係の仕事に就く人にも重要な話をしてくれると思いますので、見てほしいものです。元々「TVGame Radions」というラジオ番組を長年やっていたので、話も上手いですよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57│Comments(0) ゲーム系 

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