夏の新アニメ2021、7回目はKADOKAWAのライトノベルレーベルであるMF文庫Jから刊行されている「探偵はもう、死んでいる。」です。
ライトノベルとしての連載は2019年と新しめの刊行になっており、アニメ化は早い方なのかなと思いますね。事前情報は一切入れていないので、どんな話になるかわからないのですけど、タイトルはやや意味深ではあるなぁ・・・。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は極度の巻き込まれ体質で、かつ両親は生まれてしばらくして蒸発してしまい、以降親類の家や施設を転々として、今は中学にして1人暮らしをしている状況である。
ある日、道を歩いていたら拉致されるように車に乗せられてしまい、彼らにスーツケースを渡され、飛行機に乗せられてしまう。すると、高度1万メートルの真っただ中でハイジャックに巻き込まれてしまう。「お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませんか?」という聞き慣れないセリフを現実のものと受け止めた時、隣席の女性が手を挙げたことにより、彼は探偵である彼女の助手に成り行きでなってしまうのだが・・・。
というふう。
初回は1時間の特別版(一応第1話の呈を採っているけども、実際は2話構成とも言える展開)だったけれども、話の展開が少しも入ってこない(苦笑)。ヒロインである探偵の女子が突っ走り過ぎていて、動機もへったくれも無い。いや、元々そんな作品だというふうに言わんがとも思えるものの、これは視聴者を置いてきぼりにしかねんなぁ・・・。しかもその探偵、死んじまうんだよ、唐突に(ギャハ)。
そんなふうなので、主人公の極度の巻き込まれ体質と極度のお人好し以外は忘れ去ってもいいんじゃないかと思わされました。彼女のチート的な能力は1話で捨て去られるという全くもってもったいないというのか、1話でタイトル回収してしまったら、出オチにならないかとも心配しながら次回を見ていこうっと・・・。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。