東京オリンピックも陸上競技が始まり、いよいよ折り返し点に入ったかなと思います。個人的には、オリンピックの華は陸上競技だと思っています。日本には少々不利な競技ではあるのですけど、一番見ていて面白いなと思うからです。
その陸上競技が始まった今日(7/30)の時点で、日本は金メダルが17個、銀メダルが4個、銅メダルが7個の計28個となりました。この時点で、金メダルの数が1964年の東京オリンピックならびに2004年のアテネオリンピックを上回って史上最多となり、総獲得数においては最多になっている1964年の東京オリンピックの29個にあと1個と迫るものになりました。なお、獲得数ランキング(金メダルの数で上位を決めるランキング)では、中国に次いで2位に付けており、開催国のメンツを保っています(金・銀・銅の総獲得数ランキングでは、アメリカ・中国・ロシアオリンピック委員会(ROC)に次いで4位)。
メダルの数は重要じゃない・競技数が当時と比べて多くなっている等々の違いはあるものの、それらを差っ引いても偉大な記録であることには変わりありません。
今回金メダルになったのは、お家芸とも言える柔道の他、体操・ソフトボール・卓球・水泳といった日本が得意な競技、フェンシングといった日本が実力を付けてきた競技、スケートボードといった新競技でした。なかなか思うようにいかなかった選手もいらっしゃるかもしれませんが、コロナ禍の中で調整の難しい中、頑張ってくれたことはひしひしと感じます。
今後もメダルが狙える競技は残っています。総獲得数でも新記録になるのは間違いないでしょう。繰り返しますが、メダルの数は重要じゃありません。悔いなく競技を終えることを最大の目標にしてほしいと選手達に申し上げたいです。