前回のホームで0-4と屈辱的な敗北を喫した岐阜は、先週行われたアウェイのY.S.C.C.横浜で3-0と全てではないものの取り返すことができました。そこで迎えたホーム、相手は現状最下位に沈んでいるチームです。鳥取はやや上向き気味ではあるものの、サマーブレイク明け以降連敗しており、ここで叩いておけば、岐阜は上位陣にくさびを打ち込むことができると思っています。
さて鳥取には、昨年まで岐阜に在籍していた石川大地選手と永島悠史選手が移籍しています。もしかしたら来るのかなと思っていたら、スタメンで石川選手が控えで永島選手がそれぞれ名を連ねていました。気を付けねば・・・と思っていたら、あんなふうになるなんて。

しかしながら、この日の試合ではグッズ販売と飲料の販売が屋台村のあった広場で行われていました。特に飲料の販売は、まだまだ暑い日が続く中で2500人程度の観客が訪れると、自動販売機だけでは全てを賄いきれないでしょうから、いい試みではあったと思います。
グッズ販売は、マーサ21で買いに行くことは無いのかとちょっと安心(苦笑)。

なお、コラボタオルは買った。「やくならマグカップも」っていうんだから、マグカップを買うんじゃないのかって?残念でした(ギャハ)!

そんな中で起こった前半は、意外にも危なげない展開を見せ、鳥取に主導権は渡さない展開になっていました。ただ、決定機はあったものの、そこで決めきれなかったのが、後半大きくのしかかってきたのです。
後半に入り、岐阜も鳥取も先制点を得ようと躍起になっていた中、後半10(55)分、守備の隙を作ってしまった岐阜のイレブン。その隙間を塗ってパスを回され、最後は裏に抜けてきた石川選手によって決められてしまったのです。
そしてその後、がら空きの守備に石川選手がお膳立てしたクロスを受け取った杉井颯選手にペナルティエリア少し後からシュートを放たれゴラッソとなり、これは福島戦の再放送かと嘆き悲しんでいると、終盤には途中交代した永島選手がゴールマウス前まで詰め寄って冷静に放ち、もうどうしてこうなったと頭の中が真っ白になりました(泣)。守備がら空きでゴールマウス前も詰めました感が・・・。いや、何より特に1点目と2点目がそうでしたけど、桐畑和繁選手が前に飛び出し過ぎなのかなと。そこを相手に突かれてしまったようにも思えたので、やっぱりゴールマウスに張り付くことは重要なんじゃないのかな・・・と思ってたら、3点目がアレだもの(大泣)。
それでも福島戦の時のように心が折れてしまったかのような怠慢なプレーはほぼ見られず、最後まで1点をという姿勢を見せていたのが救いではあったのですが、0-3で負けは負け。とてつもなく厳しい現実を最下位のチームに叩き付けられたのは否めません。そして川西・吉濱・甲斐の3選手がいない結果だと考えると、ますますこの先不安でなりません。

勝った後ということもあってか、いい笑顔してやがる(苦笑)。アウェイの時には両選手が出ていなかったので不安ではあったのですけど、頑張っていたようで何よりでもあります。
しかし、この厳しい現実は何だ。もう昇格云々を語れるチームではないと痛感させられました。そうなると、来年落ちてくるチームの対策、来年やって来るチームの対策、そして近い将来やって来るJFL行きにならないための対策を練るべき段階になってしまったのではないかと思っています。ホントにこのままならJ3の中庸から下位に落ちてもおかしくない状況です。来年あたりJFLへの降格制度が起きるのなら、真っ先に窮地に陥っても過言ではないです。今ある戦力が全員しりに火が付いている現状を再認識し、次に備えてほしいものです。今日の試合はまだそれがあるとはいえ、このままではまずい。
次の試合で挽回したいところですけど、そこでお休みが入ってしまいます。最悪の状況を立て直せるか不安なまま、9/25にアウェイの鹿児島ユナイテッド戦が次の試合になります。前回勝っているとはいえ、この状況下でダブルを狙うのではなく、確実に勝てるために動くようにしてほしいです。
ホームは10月に入った最初の試合、10/2のFC今治戦です。アウェイで惨敗だっただけに、ここでも前回の試合の対策と直近の今治の選手達の分析を行ってほしいです。

