どうしてこうなった・・・と言わなくてもわかるのが、何とも悲しいかな(泣)。そう、この作品の内容で引っ掛かったからです。
この作品、謎の病気で人類の男子が死滅し、生き残ったのは当時の医療で直せなかった病気に罹っていたなどの理由で、偶然コールドスリープ状態になった男性5人のみ(主人公はその間に直せなかった病気の治療法が見つかり、完治されたという設定)。そのため、謎の病気の免疫を保持している主人公は特効薬ができるまでの間、そして免疫を持った男子を得るために多数の女子と共に子作りに励むというふうになるわけです。この『子作り』の場面を描くなどの理由、公式サイトのお知らせの中では『表現の精査』で延期とされたのです。
これまでエロ表現で色んな作品が表現規制に引っ掛かった例がありました。たいていの場合、白い線などの規制線が張られるという生易しいものから、背景だけで話が進んでいくというもの(規制解除版では問題のシーンが描かれている)、果てはそのシーンだけカットするというふうにもなっています。中には局の基準に合わない・過去の事件を鑑みてということで中止になった事例もありました。その基準があいまいだったために、A局では放送できないけどB局では放送OKという事態もあったんですよねぇ・・・。
先述の通り、放送前から表現的に問題があるのに通してしまって、結果引っ掛かったので、自業自得とも言えます。原作の1話をお試し版で見ているので、アニメの1話も概ね同じだったことから、こりゃ引っ掛かるわなと思ってましたから。
果たして、修正を加えられた本作品は、来年の1月に放送できるのか。気掛かりに思いながらも期待して待つことにしましょう。
なお、今回の延期に伴い、2020年から3年連続で冬アニメでいわゆるエロアニメが幅を利かせる格好になりました。まぁ通称で「僧侶枠」と呼ばれるエロアニメがあるんですけどね(ニヤニヤ)。

