2021年10月24日

FC岐阜観戦記2021 第12節 文字通りの総力戦

FC岐阜、今日はAC長野パルセイロとの試合になりました。
10月は反転攻勢を掛ける予定だったのに、ここまで来て1勝2引き分け負けはしていないものの、思っている以上の反転攻勢を掛けられていないのは事実。しかも長野は前回アウェイで手痛い逆転負けを食らった相手ダブル献上とならないように目の色を変えないといけないと思います。不幸中の幸いなのか、長野はヴァンラーレ八戸とのアウェイから中3日での戦いになることでしょうか。

そして、岐阜にとって残念なニュースとして、レレウ選手の契約解除が挙げられるでしょう。
家族の事情とのことですけど、丁度契約して1年経つ時期なので、もしかすると契約満了の可能性も否めないのが辛いところ課題だと言われた守備もしっかり貢献してくれましたし、攻撃面も悪くなかった。何よりフィールドを縦横無尽に動き回り、相手をかく乱させてくれたのは本当にありがたかった本来の使い方ではない部分もあったかもしれないけど、かつ出場試合数は少なかったかもしれないけど、エッセンシャルな選手だったと思います。ありがとうございました。


SHV47_1684今日は、ナンチャンこと難波宏明アンバサダーが大活躍
その一つが、岐阜市の大使になっているMAGIC☆PRINCEの永田薫さん(右)とのリフティング講座。写真には納めていませんが、ケン・トドフこと河本準一さんとのコラボにも同じ吉本興業の先輩・後輩として出演していました。



SHV47_1689そして、リフティングの実演も。
ナンチャンは当然として、永田さんの上手さには驚きましたよ。ナンチャン相手に引けを取りませんでした。
なお、写真はナンチャンが意地悪し出した時(ギャハ)。利き足の左足じゃない方にリフティングを繰り出しています。



SHV47_1693試合に関しては、岐阜が若干押し気味だったかなと。長野は連戦になったためか少々動きが鈍いものの、なぜか長い休みをもらっている岐阜と渡り歩いています調子が悪いとはいえ、前回勝っていることで生じた余裕を生かしているのかもしれないです。そのためか、前半終盤に長野に押し込まれ、先制を許してしまいます。よく守ってたんだけどね・・・。最後の最後に押し込まれてしまった(泣)。
ここ最近は取られても持ち直している・・・という、そのことだけを信じて迎えた後半、いきなり動きます
後半1(46)分、川西翔太選手からのスローインで始まった流れは、深堀隼平選手から中島賢星選手に。中島選手は相手の守備に絡まっていた橋本和選手に渡し、橋本選手はその網から抜け出してクロスを放つと、飛び込んできた窪田稜選手が受け取り、一旦体制を整え直して、相手キーパーがいなくなったすきを狙って蹴り込みました。これが同点に追い付くシュートとなったのです。またこれがツエーゲン金沢から移籍して来て初めてのゴールにもなりました。

そしてすぐに、畳み掛けるように得点劇がやって来た。
後半4(49)分、ゴール前での揉み合いからチャンスが生まれ、相手のミスに付け込んだ深堀選手がインターセプト、すぐに柏木陽介選手がリカバリーに入り、再び前に出てきた深堀選手に渡したところ、深堀選手はゴールマウス左隅に流し込みます。これが守備陣・キーパーを越えるシュートになり、逆転!いい流れになりました。

このまま抑え込まないとまた追い付かれるんじゃないか・・・と思ってたら、やっぱり畳み掛けるように失点劇(泣)。これも相手にきれいに決められたんだけど、その過程が悪い相手に左端から右端に向かうクロスを打たれてしまうような守備をしてはいけない。そして得点で浮かれていてもいけないのだ・・・。

ああ、また膠着状態になってしまうんじゃないかと危惧していたのですけど、勝負の行方というのは、本当にわからないんだなと痛感させられました。
それが後半29(74)分、中島賢星選手のスローインで始まった攻撃は、途中交代の村田透馬選手へ一旦引いた後、再び中島選手がもらい、長いけれども勢いのあるキックでペナルティエリアに蹴り込み、相手が何とか流そうと躍起になるものの、結果的に前線に出ていた甲斐健太郎選手の上に狙いすましてシュートを打ったものの、「入らなさそう」と後のインタビューで述べている川西選手が軌道修正。これがゴールマウス右隅に吸い込まれ、再逆転!そしてこれが決勝点になりました。


泥臭いけどキラリと光る、やるべきことがわかっていた、正に総力を挙げて戦い抜いた末の勝利になりました。



引き分けを挟む形にはなっていますが、連勝に漕ぎ着けた岐阜。順位は変わらなかったものの、2位のテゲバジャーロ宮崎が負けたため、勝ち点差を縮めることができました。地道に勝ち点を稼ぐことが昇格への一歩だと思います。絶望的ではあるものの、最後まであきらめず、絶望から希望に変わる試合展開を見せてほしいものです。
そのためにも、アウェイになるアスルクラロ沼津戦は落とせませんし、次のホームになるカターレ富山戦も落とせません相手の順位が上下関係なく、ホームかアウェイか関係なく、平常心で戦えるように気持ちを落ち着けてほしいものです。


残り6試合、自動昇格までの勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 22:29│Comments(0) スポーツ 

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