そう、9人が全員生き残れるなんて、そんな茶番は無いんだよ(ニヤニヤ)!
ということで、第27節が終わりました。FC岐阜はテゲバジャーロ宮崎に惜敗し、終戦と思ってたら、ロアッソ熊本×カターレ富山の試合が引き分けになったため、岐阜は何とか踏みとどまりました。その他のチームは、どうなったのでしょう。順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。
1位 宮 崎(50) +13 ② ×
2位 熊 本(48) +17 ③
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(46) +12 ③
4位 富 山(42) +6 ③
5位 福 島(41) +7 ② ×
6位 岐 阜(40) +6 ③
一見すると、6チーム全部が残っているように見えますよね。そこで表題の言葉が生きてくる(爆)。
残りの試合全勝した際の勝ち点を放り込んでみると、こうなります。
宮 崎 56
熊 本 57
盛 岡 55
富 山 51
福 島 47
岐 阜 49
残りが2試合しかない福島ユナイテッドFCは、AC長野パルセイロと引き分けたものの、1つしか勝ち点を積み上げられなかったため、残り2試合全勝しても現在首位の宮崎や2位の熊本を抜けないことが確定し、優勝争いから脱落。J2ライセンスは不交付になっているため、昇格争いも参加できなかったことから、終戦となりました。負けてもクビの繋がった岐阜は何とも運がいいと思える理由にもなります。
とはいえ、岐阜は相変わらず厳しい立ち位置にいるのは間違いない。そこで残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。
熊 本 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 宮 崎 盛 岡 鹿児島
岐 阜 八 戸 藤 枝 熊 本
この中での直接対決は、宮崎と富山。他は下位チームとの対戦になりますが、何としても勝ちたいところ。特に岐阜は負けたら終了です。
ということで、11/21の試合を仮定してみると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。
宮 崎 53 51 50
熊 本 51 49 48
盛 岡 49 47 46
富 山 45 43 42
岐 阜 43 41 40
直接対決の宮崎と戦う富山は、勝つか引き分けるかで踏ん張れるものの、負けた時点で宮崎と熊本に追い付けなくなり、終戦となります。何度も言いますが、岐阜は勝つ以外に道はありません。それ以外のチームは、現状勝ち負けの影響はないものの、宮崎と熊本は勝つか引き分けにしておけば、岐阜と富山を蹴落とすことができます(どちらか一方の可能性もある)。なぜ熊本も引き分けでいいのかというと、得失点差を見るとわかります。岐阜の得失点差が+6なのに対し、熊本は+17あり、11点差を埋めるのは、サッカーではほぼ不可能だからです。
残り2ないしは3試合、厳しい中でも地力を出せたチームのみが優勝と昇格を掴み取れると思います。今年ほどチャンスな昇格は無いと思っているので、どこも必死に戦ってくることでしょう。相手よりも気持ちだけでも上回ってほしいものです。
さて、J2とJ1も見て行きたいのですけど、次回はアマチュアがどうなっているか見て行きたいと思っています。JFLも佳境に入っていますし、地域リーグからJFLへ上がる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)も決勝大会になるので、ちょっと気になるんですよね・・・。