2021年11月28日

FC岐阜観戦記2021 最終節 未来はたった数mでゴールが入らないボールのように変わる

FC岐阜、今日は藤枝MYFCとの一戦になりました。
今年は、新型コロナウイルスの影響を受けながらも何とかほぼ予定通りに全日程を消化できました。春の感染とサマーブレイク中の感染がチーム内に大きな影響を与えていたのでしょうけど・・・。
成績面では、現状6位。昨年と同じ順位ですが、内容が伴ってない6位なので、正直悪いとも。唯一の救いは、悪天候の時に勝てる術ができたこと。未だに雨の日の試合は負け無しなのは来年も続けてほしいですね。

今シーズンは、後半戦で勝負弱さが目立った。これはコロナの影響で戦術面での深みをサマーブレイク中にできなかったからとも言われていますが、途中加入の選手を上手く生かせていないのも原因だと思います。せっかく加入させても使わないなら意味がない。また使っても既存の選手と噛み合わせが悪い部分も散見され・・・。来年に賭けますわ・・・では遅いんですって。

勝負弱さで言うと、今年は未だダブル(ホーム・アウェイ双方で勝つことないしは負けること。今回は勝つことの意味)が取れていないこと。再三再四チャンスがあったにもかかわらず、引き分けないしは負けを喫することとなりました。今日の藤枝戦が最後のチャンスになります。これが取れるか取れないかで、岐阜の未来は少し変わるかもしれません。

相手の藤枝は、引退する選手が2名登場とのこと。いいはなむけの試合になったと言われないように、勝つことにこだわり、そして勝ってほしいと思っていました。


SHV47_1856こちらは、選手のバス待ちの一コマ。特例で認められたのは、以前話した通り。



SHV47_1860今節の試合から、やっとホームで大旗が振れるようになりました。最初で最後の大旗がたなびく姿を見て、少しだけだけど、また日常が帰ってきたと思えてなりません。
来年は早いこと声出しができるようになるといいけど、オミクロン株という新型コロナウイルスの変異株がまた猛威を振るいそうなのが気掛かりです。



この日は、2週ぶりのホームということで、宮崎・八戸(青森)の土産を持ってホーム入り。その前に名古屋市内で土産を買っていたのもあって、今回は早く家を出ても、着いたのはスタジアム開場1時間前だった(汗)。
お土産を持って、観戦仲間に会えるかなと思ったら、思わぬところでその一人と出会ったのだ。以前いわぎんスタジアムで道案内をした吉濱遼平選手の個サポの方だ。山口出身の元々はレノファ山口のサポーターなのに、残留の掛かったホーム最終戦をほったらかしにして、吉濱選手を追い掛けたのだから、筋金入りだ(汗)。その方からお土産を頂きました。改めて、この場を借りてお礼申し上げます。もちろん、この方にもお土産は用意した。名古屋市内でお土産を買ったのはそのため(ニヤニヤ)。
なお、土産は無事渡したい人達の手元に渡るのだった。思えば、普段何かしらでスタジアムで会う観戦仲間によく会った。かなり運がいいのねと思ったほど。


SHV47_1853この日は美濃市の非公式VTuberである一二美(ひふみ)家ブースが設置され、彼女達と会話できるとのことでしたけど、さすがに遠慮します(苦笑)。
なお、イラストが少々「くやしいのぉ、くやしいのぉ」っぽくなってる気がする(ギャハ)。



SHV47_1861試合に関しては、もう語るのも嫌になるくらい。
前半は圧倒的に藤枝のペース。ウチはというと、パスも連携も動きも全てガタガタで、藤枝に枠内外にシュートをバカスカ打たれる有様。唯一の救いは、藤枝のシュート精度が悪かったこととウチの悪運が強かった点(苦笑)。とにかく、今日がホーム最終戦だってわかってるのかと言いたくなるほどの酷さで折り返しました。
後半は、少しずつ岐阜がペースを掴みに行ったものの、こちらも何かに憑りつかれたかのようにシュートが入らない藤枝も決め手に欠く有様で、徐々に膠着状態に陥り、結果としてスコアレスドローホームでの14試合は、引き分けに始まり、引き分けに終わったというふうになりました。こんなことは滅多に無いぞ・・・。



試合後はサンクスセレモニーとなりました。
今年はコロナ禍でもグリーンエンジェルスからFC岐阜セカンドまで勢揃いとなりました。しかし、あいさつをしゃべる段階になって、社長・岐阜県知事(FC岐阜後援会名誉会長)・後援会会長・GMだけ時間が無かったというけれども、いつもならトップパートナーの日本特殊陶業とかのスポンサーの皆様からのあいさつが無い。これは、来年のスポンサードを打ち切るのではないかという不安にさいなまれましたね・・・。いよいよ厳しい時が来たか、と。毎年天覧試合で負けられては、嫌になってもおかしくないと思ってますから・・・。なお、アサヒフォージは来年もスポンサードして頂けるとのこと。誠にありがとうございます。


SHV47_1852そんなこともあったのか、サンクスセレモニーの時には、こんな厳しい弾幕も掲げられました(写真は試合前に書いて干している時のもの)。
サポーターはJ2復帰、そしてJ1昇格を望んでいます。その希望を持てるクラブにフロントは舵を切れているのかというのは、かねてから思っていたことではあります。
エンタメ性では抜きんでていますし、スタグルはJ3の中では屈指、Jクラブ全体で見ても五本の指に入るのではないかと(自画自賛ですが)思っています。しかし、勝つことが最大のパフォーマンスという、時代錯誤だと言う人がいても、この想いだけは今でも私は重要視しています。特にホームで勝てなければ、お客さんは増えません。ホームで勝つ姿を見せたら、次来ようと思う人が増え、そしてそれがさらに呼び水になって、ホームが潤ってくると思うのです。行き当たりばったりにならず、ホームで勝てる、つまり常勝できるチームを作ってほしいと思うのです。2020年のブラウブリッツ秋田のようにとまでは言いません。上のカテゴリーに行っても当たり負けしないチーム作りをしてほしいのです。そして戦術のあるチーム(個人プレーを行ってもまとまりのあるチーム)になってほしいのです。特に来年はJ2から3ないしは4チームがやって来て、JFLからいわきFCがやって来る両方(J2降格組といわきという2つ)のバンズに挟まれる薄っぺらいハムのようなチームにはなってほしくないです。でも、今日の試合だと、その未来が見え隠れする。いつも行く屋台村の店の方と話してたのですが、数年先にはJFLとの入れ替えも起こる。そうなるとJFLまでは何とかなっても、地域リーグまで落ちると上がるのさえ大変になる。戦力だって増強し辛いだろう。そんな辛い未来に進んでしまうこともあるのです。数mの差で入らなかったボールのように、未来というのは機微なものなのです。



SHV47_1862安間貴義監督のあいさつが無かったことにゴール裏が抗議をしたのを受け、安間監督がその思いを語ってくれました。
一部では解任論が上がっていますけど、本人は社長次第と否定しているようにも感じました。ただ、この特殊な状況下で何とか変えようと頑張っている姿は痛いほどわかっています。だからこそ、昇格できなかった責任は痛感してほしいと思うのです。
できることなら、全会話を文章で起こしてもらうなりしてほしいなぁ・・・。

あと、甲斐健太郎選手は随分大人になったよ。安間監督へのヤジとも言える言動に対して怒りを覚えながらもそれを抑え、かつ笑顔で振舞った姿。ナンちゃん見てた?もうあなたの知る甲斐健太郎ではないですよ。



これでホーム全試合終了となり、残すはアウェイのロアッソ熊本戦だけになりました。
何かえらいことになってしまったようで、熊本戦が超重要なカードになってしまうとのこと。後日語りますけど、えらいこっちゃとしか言えない(爆)。
あんな体たらくを見せられたのに、熊本に勝てるのかしら?そんな思いに駆られ、次回今シーズン最終戦、「愛憎半ばして同期を送る(熊本が昇格の場合)」をお送りします。こうご期待!<もう昇格争いの外様だから、ヤケクソで書いているだろ?


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Posted by alexey_calvanov at 23:42│Comments(0) スポーツ 

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