2021年11月29日

【2021】もつれにもつれたまま、いよいよ最終節【J2・J3】

2021年のJリーグも、いよいよオーラスに向かって進んでいきます。J1も話そうかなと思ってたのですけれども、やはりJ2とJ3のもつれ具合が半端ないので、今までバラバラで話していたものを、今回はまとめてドーンと話して参ります(爆)。


最初にJ3がどうなっているのか話していきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 宮 崎(53) +13 ⓪ ×
2位 盛 岡(52) +15 ①
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 熊 本(51) +17 ①


テゲバジャーロ宮崎は、前節のロアッソ熊本との南九州ダービーで終戦し、劇的なゴールでウノゼロ勝ちを収めて、首位に立ちましたいわてグルージャ盛岡も4位にいたカターレ富山にウノゼロ勝ちを収め、宮崎を猛追しています。
これを踏まえ、最終節の結果を加えると、このようになります(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


盛 岡 55 53 52  
熊 本 54 52 51
※宮崎の勝ち点は53


現在首位に立っている宮崎は、盛岡・熊本が共倒れになれば優勝確定です。なお、熊本が引き分けでも同様になるので、少しだけ優位とも言えるでしょう。

現在2位に付けている盛岡は、勝てば首位に躍り出て逆転優勝し、同時に初のJ2昇格を果たします。引き分けの場合は、熊本次第となり、熊本が勝てば、得失点差で宮崎をかわすことができるものの2位に甘んじての昇格に、引き分けないしは負ければ、勝った時と同じく逆転優勝・初のJ2昇格となります。負けた場合は、熊本が負けた時のみ2位での昇格となり、熊本が引き分け以上となると、得失点差で3位に転落となってしまいます。

現在3位に付けている熊本は、勝つことが求められます。実は引き分けでも昇格できなくはないのですけど、盛岡が負けることが前提条件となるため、かなり厳しいです。


となると、相手が誰かによって決まってくるんですよね・・・。見ましょうか。青がホーム、赤がアウェイです。


盛 岡 沼 津
熊 本 岐 阜


盛岡はアウェイでアスルクラロ沼津と戦います。アウェイでの勝率が46%と気掛かりですけど、秋田豊監督は、昨年AC長野パルセイロがJ2昇格の掛かっていた時に、昇格争いに立っていたSC相模原の情報を逐一大声でピッチ上に知らせていたという話があるため、今回は逆の立場になっているものの、モチベーターとしては結構優秀になった感があるので、結構不気味ではあります。

熊本の対戦相手は、何とFC岐阜。よもやまだ昇格が決まってないところにぶち当たるだなんて・・・というのが正直な感想(汗)。
熊本はホームで戦えるのに、勝率36%と結構分が悪い。実は岐阜のアウェイ勝率も38%と案外悪い(泣)。おかしい、ウチは外弁慶だったのに・・・(苦笑)。
それはともかく、熊本は直近5試合で1勝2分2敗という急ブレーキまではいかないものの、勝ちきれない状況に陥っているのが、大木武元監督の大木武たる所以(ゆえん)なのかなと。岐阜の時から勝負弱いところが散見されていましたからね。ともすればメンバーを固定化して意固地になっているとも言えるのですが、これ最終戦まで抜けなかったらヤバいぞ・・・。好成績なのでクビを切られることは無いと思うのですけど、来年が心配になるのは言わずもがな昇格が決まるというだけでなく、熊本の未来も決まる試合になってしまうのか。でも、ウチ優しいから(ニヤニヤ)。同期だからズッ友でいたいけどね(ギャハ)。


さて、J3の現状を踏まえたうえで、J2見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合、★は降格決定になります)。


16位 群 馬(41) -19
17位 金 沢(40) -21
18位 大 宮(39) -7
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 相模原(38) -18
20位 北九州(35) -27
21位 愛 媛(34) -29 ★
22位 松 本(34) -34 ★


実は、20位になっているギラヴァンツ北九州は、降格ラインを抜け出せないだけでなく、宮崎次第で残留できる順位の19位にもなれない可能性が高いです。仮に最終節で勝ち点3を取っても、相模原との得失点差(9点差)を埋めなければならないので、結構厳しいです。ゆえに、降格枠の3つ目は北九州で決まりになりそうです。
逆を言えば、残留の可能性が残る19位に沈んでしまう可能性があるというのも、ある意味怖い19位なら大丈夫そうだと思うと、奈落に突き落とされると思った方がいいでしょう。現状は相模原でしょうけど、最も危ないのはザスパクサツ群馬との対決を残している大宮アルディージャでしょう。というのも、群馬は残留圏に最も近いところに位置している、ツエーゲン金沢は京都サンガF.C.との試合のため、調子のいい京都に勝つのは難しいと見ているからです。ただし、2016年の最終節で北海道コンサドーレ札幌と戦った時、お互いの思惑が一致したのか、引き分けで終わった一幕もあるため、もしかすると『申し合わせ』が発生する可能性もあります。ちなみに、北九州の最終節の相手は2016年の最終節の時と同じくモンテディオ山形(しかもアウェイという条件まで同じ(汗))です。
以上のことから、大宮が最も不利と思えるわけです。それでも前節の試合で負けていなかった町田ゼルビアFCに勝ち点を1つ取れたことは非常に大きく、相模原とJ3の展開次第ですけど、大宮は生き残れそうな気がします。ただ19位になる可能性は高いです。


以上が現状のJ2・J3です。白熱という言葉も生ぬるい状況ですね(汗)。そんな中、アマチュアの動向も決まってきたようです。次回はJ1に向かう前にそこも見ていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17│Comments(0) スポーツ 

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