2022年01月30日

冬の新アニメ2022 ワースト

冬の新アニメ、今回はワースト作品の紹介です。
今期も、いい作品が多く、ワースト作品を選ぶのに難儀しました。いわゆる突き抜けて悪い作品が無く、初回が酷かったけど、2話以降で立て直した・・・という作品が多かったんです。だから、状況によっては、ちょっとワーストにするのは忍びないなぁというのもあるにはあるんです。でも、今回は少々心を鬼にしてワースト作品の選定をしていきましょう。
その前に、今回はワースト作品だった候補を並べることにします。そして、いかにワーストを逃れたのかを語ってから本編に向かいましょう<珍しい構成だな。
・・・そうしないと、今期はそのラインが曖昧になりかねなかったからだよ。


ワースト3作品以外で候補に残っていたのが、「錆喰いビスコ」と「CUE!」でした。


正直「CUE!」は見る前から「SELECTION PROJECT」のような末路をたどるのではないかと思っていたほど。実際初回は16人の登場人物(それと運営事務所の関係者)がこれでもかと出てきて、それ見たことか・・・と思いましたけど、2話以降はメインビジュアルで出てきた4人組を中心とした物語構成になっており、二の舞を踏んでなるものかという雰囲気は出していましたね。3話はアイドルグループに挑戦する別の4人組が登場しましたし。ただ、2クールありますから、今後ダレないかとキャストの演技が心配という声があったので、そのあたりですかね・・・。16人がまた一斉に出るという暴挙もあるかもしれないけど。

一方「錆食いビスコ」は、1話と2話で過去と現在の目線が行ったり来たりしているので、話の展開をわかりにくくさせていたなと。右往左往していたので、頭が追い付かなくなりそうな展開にも。しかし、3話になって初めてその展開の意味が、いい意味で崩れてくれて、理解できるようになったかなと。ただ、そこまで引っ張らないといけないのかというと、そうでもない気がするんですよね・・・。だったら、1話で関所越えをする主人公が街に向かうまでのシーンを描けばよかったし、2話は町医者である主人公が関所越えをして来た主人公に会うまでのシーンを描けばよかった。で、3話で一気に描く・・・でもよかったかなと。


では、本編に行きましょう。


今期のワーストは、「リアデイルの大地にて」。いわゆるなろう系の初期作品という位置付けです。
正直昔の作品ということもあって、古臭さが否めず、かつ話の単調さに参ってしまうことこの上ない。ただ、これが原作の出ていた10年位前にアニメ化されていたら、「ソードアートオンライン」に匹敵するくらいいい作品として評価されていたのかもしれないですね。作り手の失敗と時代の流れで失敗した作品となってしまっただけに、残念至極です。

2番目は、「賢者の弟子を名乗る賢者」。またなろう系の賢者作品(「リアデイルの大地にて」も主人公がスキルマスターという賢者的な位置付け)なのか・・・。
この作品は、1話が演出面で失敗だったとも。特に後半のシーンは、イメージビデオ風に作られていたのが仇になって、最後までしゃべらないという演出が主人公のあざとい雰囲気を醸し出してしまって、いい印象を持てないんですね・・・。あと3話まで見てえげつない下ネタ絡めすぎ(苦笑)。1話で野小便、2話でトイレシーン、3話に至っては自分のお小水を『聖水』として運んでくる・・・ってどんだけやねん!

3番目は、「失格紋の最強賢者」。まーたなろう系の賢者作品だよ(苦笑)。
この作品は、1話で急展開過ぎて、視聴者置いてけぼりになった点でしょうか。そこまで早く見せなくても・・・と思いましたね。ちなみに、原作3巻分を一気に吐き出したそうです。それだけ見どころが少ないと判断されたのか・・・。2話以降は、原作のストックをどこまで吐き出したのかはわかりませんが、普通の展開になっていたと思います。ただ3話は少し駆け足的に見えたなぁ・・・。ともあれ、視聴者のペースに合わせられなかったらアカンわなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 20:49│Comments(0) アニメ・コミック 

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