2022年03月15日

サイバーコネクトツーも苦悩する

福岡県福岡市博多区に本社のあるサイバーコネクトツー。レベルファイブと共に福岡のゲーム会社として知られています。.hackシリーズの開発で名を知られるようになりました。
そのサイバーコネクトツーで初めて自社パブリッシング展開した作品が、「戦場のフーガ」昨年7月からマルチ展開しており、海外でも展開されています。
平和な国で突如起こった戦争に対し、少年少女達が家族と再び一緒に暮らすために立ち向かうという作品なのですけれども、今回のウクライナ侵攻を受け、現実に起こってはいけない戦争が起こってしまったことにショックを受けた松山洋(ひろし)社長が真剣に考慮した末に、3/14~3/20に購入した同作品の売り上げの全額を「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」に寄付することにしたのだそうです。この作品が、子供を主人公にした作品だからこそ、今苦しんでいるであろう子供達のために何かなればと松山社長は思ったのだそうです。
そして、ロシア語へのローカライズをしてくれた翻訳者の方にお金が支払えなかったのだそうです。これもウクライナ侵攻の余波によるもので、アメリカ・EUがロシアに対しての送金網を閉ざしたために取引先の銀行へ送金できなかったのだそうです。その後、何とか送金はできたのだそうですけど、経済制裁で戦争は止められるのか・戦争はフィクションの中だけにしてほしいとTVQ九州放送の報道番組の中で憤りを隠せない話し方をしていたのが印象的でした。
今回はお金を送る方だったので、損失の部分では少なかったのかもしれませんが、お金をもらうということもできなくなっているので、そちらの損失はそれなりなものになるのではないかと思います。


ゲーム業界の売り上げはアメリカが半分以上と圧倒的なのですが、ロシアも世界8位とバカにできないものになっています日本はその他大勢の中に入ってしまうほど埋没していますし、そのその他大勢は半数にもならないとのこと。じわじわと効いてくるのかもしれないですね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:06│Comments(0) ゲーム系 

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