2022年03月20日

あの世界的に有名なゲームまでウクライナ支援に乗り出す

ウクライナ侵攻が始まって3週間ほど経過しました。ロシア軍の攻撃は苛烈を極め、無差別に建物を攻撃しているところから、かなり追い詰められているのではないかという見方もあります。しかし、体勢を立て直せば、人海戦術を利用して首都キエフをはじめロシア軍が包囲をしている街を攻め落とすのではないかと危惧しています。
そんな危機的状況に陥っているウクライナを様々な面で支援することが多くなりました。中でもゲーム業界は、金銭的な面以外にも技術的な面でも支援が行われています。なお、今回は金膳的な面での支援ですが、あの有名なゲームから起こっているという点で注目すべきでしょう。


そのゲームは、「フォートナイト」。世界で数多くのプレイヤーがいるオンラインバトルロイヤル作品です。PC・家庭用ゲーム機だけでなく、スマートフォンのアプリからでもプレイできる、恐らく最もマルチ展開されている作品でもあるでしょう。
今回、「フォートナイト」の発売元であるエピック・ゲームズは、3/20~4/3までに得た収益の全額をDIRECT RELIEF(アメリカに本部のある人道支援と災害救援を行う非営利団体)・国連児童基金(UNICEF)・国際連合世界食糧計画(UNWFP)・国連難民高等弁務官事務所に寄付するとのこと。対象は期間中に金銭が動いたもの全てで、小売店で購入したものでも期間中にゲーム内で引き換えられた場合でも対象になるということです。この取り組みにはマイクロソフトも協力しており、XBOXを介して購入した場合は、税金などの諸経費を除いた利益全てを寄付に回すとのこと。つまり、マイクロソフトの儲け分も寄付に回すというのですから、かなり思い切った策とも言えます。


これだけ大きなコミュニティを持つゲームが動くということは、この事態を相当憂いているということと血生臭い殺伐とした雰囲気はゲームだけで十分だということを訴えたいのではないかとも思えてなりません。


なお、「フォートナイト」では3/6よりロシアでの購入が不可(販売停止)になっているものの、ゲームのプレイは、コミュニケーションツールの側面があるためロシア国内からでもログインは可能になっています。


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Posted by alexey_calvanov at 21:45│Comments(0) ゲーム系 

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