同サイト上では人気NO.1だった時期もあり、現在もトップ3に入る人気連載。かつ海外での評価も高く、国内でも「次に来るマンガ大賞」(2019年)、「このマンガがすごい!」(オトコ編・2020年)、「全国書店員が選んだおすすめコミック」(2020年)などで1位を獲得しています。前人気が半端ないだけに、本編の人気もどうなるのか見ものではあります。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)の間で冷戦状態になってから十数年が経ち、双方で壮絶な情報戦が行われていた時代。
西国名うてのスパイである主人公は、新たな任務に就くことになる。それは世界平和を脅かしかねない東国のある政党の党首の動向を探るというもの。この党首は非常に用心深く、自分の息子の通う学校の懇親会にしか顔を出さないらしい。そのため、彼には子供をこさえ、その子を名門校に入学させることを強いられるのであった。
家族を持つことはスパイになる時点であきらめていた主人公には、結構な重荷。それでも養子を迎えるため、ある孤児院で出会ったのが、詳細なプロフィールが一切わかっていなかった女の子。しかし、この子が相手の心を読める超能力を備えていたことは全く知らず、頭のいい子という絶好の『道具』だと思われ、主人公に家族として養われることになる。
というふう。
初回は名うてのスパイながら子どもの扱いはからっきしという主人公と人の心が読めるだけで、後はからっきしのトラブルメイカーな女児とのドタバタコメディー感あふれるハードボイルド的な展開でしたけど、真面目にコメディやってるな(ニヤニヤ)。だから結構面白い。殺伐としていた・重い展開のある作品だと思っていたので、これはいい意味での肩透かし感を食らいましたね。
何より女児かわいいの(ニヤニヤ)。このままでは捨てられるのではないかという動揺に何とも味があり、もう必死感が伝わってくるから、思わず抱きしめたくなる(笑)。悪いこと(おイタ)やってるのに、何ともかわいいのはなぜだ(爆)!
なお、初回はかりそめの親子(特に主人公は女児を利用しようという立ち位置)だったのに、徐々にホントの親子のような繋がりが出てきたのも印象深かったですね。すぐに母親探しが始まるのだけど(爆)。『親子』の驚き具合がだんだん似通ってきたのは、距離感が縮まった証拠なのだと思いたい(苦笑)。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。

