2022年05月04日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その5 眠れる獅子は目覚めたが

FC岐阜、今日は静岡県藤枝市にある藤枝総合運動公園サッカー場で藤枝MYFCと対戦しました。


岐阜は、先日開催されたカマタマーレ讃岐戦に敗北。サポーターの怒りが爆発し、大声で選手に檄を飛ばしたコールリーダーが厳重注意処分となりました。この件に関しては、処分は致し方ないし、規則を破ってしまったことは反省しないといけない。ただ、自分達の言いたかったことを言ってくれたことは感謝したいと思います。この件は以上。もう少し言うなら、やらないようにしないといけないし、もっとクレバーに事を運ぶべきだったと思います。

一方の藤枝はJ2から降格してきたギラヴァンツ北九州戦を勝ち抜いているとのこと。さらに岐阜は中3日に対し、藤枝は中4日1日だけではあるものの、休める日数が多いのは、相手に有利に働きかねない。ましてや勝ってホームに戻ってくるのですから、意気揚々としていることでしょう。


SOG03_123336そんな藤枝総合運動公園サッカー場には、大型映像装置が搭載されました。
・・・てっきり、以前からあったドット型の掲示板をぶっ壊すか改築するかして据え置いたのかと思ったのですけど、アウェイ側に据えたんですね。
アスルクラロ沼津は以前から改築の告知が出ていましたけど、藤枝は予想外でした。

これで藤枝は照明も屋根も基本的には問題無しあとは観客席をどうするかでしょう。一応J2ライセンスはもらっているようですけど、座席は早いこと動いた方がいいですよ・・・



SOG03_113136それでは、スタグルの紹介です。


最初はスマイル ウィズ コルネットの「PASTEL」ポルトガル語で「パステウ」とも「パステル」ともいう揚げ餃子のようなものです。いわてグルージャ盛岡に行った時に食べたなぁ・・・。



コイツは、外はパリッと揚がっていて、中は挽き肉の旨味とチーズのとろけ具合が、たまりませんね。挽き肉は少々塩気があるかなと思ったのですが、チーズも塩気のある食べ物ですからね、案外。


SOG03_123122もう一つは、移動式中華レストランNORIの「点心セット」。お待たせ致しました。セットながらも小籠包を頂きます!
そのセット内容は、小籠包(2個)・プチ肉まん(2個)・桃まんじゅう(1個)で、スタジアム限定商品だそうな。



少々冷めてしまったものの、小籠包は十分に美味しい。中の汁が濃くて、中華だしの利いた味になっていました。これがアツアツだったらヤケドしかねん(苦笑)。
プチ肉まんは、もっちりした皮の食べ応えと中の肉の旨さが絶妙で、桃まんじゅうは、同じもっちり皮ですけど、中のあんこの甘さをしつこくないものにしていますね。


SOG03_155418試合ですが、讃岐戦の時のように圧倒的ではなかったものの、選手達の懸命さはひしひしと伝わってきました「仲間を信じろ。俺達も信じる」というお気持ち弾幕の通りといえば、その通りとも。
前半は、双方引くことなく、半ばけん制し合うような格好で終わりました。フレイレ選手が出場停止処分になっていたものの、守備の面で不安視するようなことは、この時には感じませんでした



SOG03_155338しかし、後半3(48)分、ペナルティエリアの中で藤谷匠選手が後ろから藤枝の選手を引っ掛ける格好になってしまい、PKを与えてしまいます後半5(50)分、キーパーの松本拓也選手の裏をかいて先制します。
この失点は藤谷選手のミスとも言えるんだけど、ある意味仕方ない。いけないのは、この先のプレー。その1分後に押谷祐樹選手に決められた2点目が全くの余計。前のめり過ぎたというのか、守備の気が抜けていたというのか、失点劇を食らって意気消沈していたというのか。いずれにしても切り替えができていなかったのは、この試合一番の反省点だろうと思います。

この失点の後で、やっとねじを巻き直した岐阜は、後半23(68)分に村田透馬選手と藤岡浩介選手を投入します。
すると村田選手との連携が見事にハマり、後半28(73)分には、窪田稜選手からのパスを藤岡選手は一旦受けたものの、村田選手に回し、そこからのシュート・・・は相手に阻まれ、近くにいた藤岡選手に再度戻しますゴールマウスを背に向けた藤岡選手、振り向きざまのシュートになったその一閃は、ゴールマウス右上に突き刺さりました。思えば、この時から岐阜で本調子を上げていなかった藤岡選手の目覚めの時だったのでしょう。
その1分後、左サイドやや奥に攻め込んでいた藤岡選手、敵に囲まれそうになったので、後ろにいた村田選手に回すと、もう一度村田選手が奥に切り込みます敵を引き付けて囲まれそうになった瞬間、再び藤岡選手にマイナスのゴロクロス。そこから、今度はゴールマウス左隅にゴロシュートキーパーは微動だにできず、ゴールマウスの中に入っていきました。
この後、後半35(80)分には再び突き放されるものの、その1分後に三度藤岡選手が躍動します。柏木陽介選手がセンターサークルからキックオフした球は敵に奪われたものの、折り返しのパスを村田選手がインターセプト少しこねた球をペナルティエリアやや中央側にクロスを蹴った。ワンバウンドした球をドンピシャのタイミングで藤岡選手が蹴り込んだ!キーパー、勢いのある球を弾いてしまった。ボールは後ろに飛んでいき、網にポスっと当たりました。
藤岡選手、出場時間では13分、1点目からの3得点目が8分という、驚異的な速さのハットトリックを決めました。J3の記録ではないらしいけど、あまりの早業に皆興奮を抑えきれないふうでしたよ。

しかし、勝利の女神はハットトリックを出すチームより、地元のチームに微笑んだようです。最終盤に藤岡選手がハットトリックを決めたあの流れとほぼ同じ流れ(ボールがワンバウンドしているか否かの違いだけ)で決められてしまいました。
2015年4月11日、難波宏明アンバサダーが選手時代に決めたハットトリックで逆転負けを喫した『味スタの悲劇』、あの日以来の珍事を喫してしまったのです。あの時は3点入れてヘーキヘーキだったのが、あれよあれよと入れられて・・・だったので、ショックはあまりキツくなかったけど、逆転負けは逆転負けだもの、大小あれど、キツいことには変わりない。そういえば、ヘニキ選手って、2度体験してないか?



まず一言いえば、あのPKから食らった失点が全くの余計で、あそこさえ乗り切っていたら、少なくとも引き分けには持って来れたのに・・・と思いますね。だからこそ、勝てなかった、勝ち点を取れなかったのが非常に悔しい。しかもハットトリック取ってる試合。藤岡選手には、いい気分で帰らせてあげたかった。藤岡選手のコメントを見たら、そう思いましたね・・・。

今日の試合、最後の決め手はホームの地の利と雰囲気だったのかなぁ・・・。岐阜は1000人くらいサポが来ていたというけど、アウェイはアウェイなんだろうかなぁ・・・。皆の一押しは十分にあったと思えただけに、何で勝てないのか。来年の大河ドラマのタイトルじゃないけど、「どうする家康」ならぬ、「どうするFC岐阜」だね・・・。


この一件で、三浦俊也監督の進退問題が一歩前進しちゃったかなと。大型連休明けに何らかの動きが出てくるかもしれないし、次のSC相模原戦の結果を見て・・・というふうになるかもしれません。いや、その前に天皇杯の地域予選の決勝があるのか。岐阜協立大学との一戦になるのですが、ここで出場権を獲れない事態になれば、『三浦おろし』になってしまうかもしれないなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24│Comments(0) スポーツ | 飲み食い系

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