さて、塩尻駅から211系に揺られて1時間40分ほど、甲府駅にやって来ました。ここが乗り換えまでの待ち時間が一番長い・・・とはいっても、26分しかない(苦笑)。急いでお昼ご飯を買ってきて乗り換えないといけない。
そこで、甲府駅で最も近いセブンイレブンで買い出しをすることにした。駅弁とかでもいいんですけど、地域のものをメインにしているセブンイレブンが一番話のタネにしやすいからな・・・と思い、いの一番でセブンイレブンを探すのです。
写真は、甲府駅前にある武田信玄の銅像。<過去2回行ってるのに、写真に収めていなかったんかい(爆)!
甲府駅ホーム(1番線と奥に4・5番線側)には、「甲府駅旧煉瓦(レンガ)倉庫」というモニュメントがあります。駅開業の1903年にはあったとされるものです。
その隣には、「かふふ来(幸福)の鐘」というのがあります。少なくとも昭和初期から上りホーム東端にあった跨線橋下部に吊り下げられていた釣鐘で、1984年に跨線橋撤去の際には駅事務室内にあったものだそうです。
台座に乗っているレールは、1903年にドイツのウニオン社で製造されたものだそうです。駅開業時に使われていたらしい。
さて、先程書いたように、セブンイレブンで買い出しに行ってきた時に買ったのが、「富士吉田名物 吉田のうどん 冷したぬき」。
吉田のうどんでは珍しく冷やしたうどんで、代名詞とも言える馬肉が入っていません。恐らくコスト面で見送られたのかなと。その代わり、キャベツ(山梨県産)とすりだねはしっかり入っています。
富士吉田市にある山梨県立ひばりが丘高校うどん部が監修した商品です。
コイツは、ちゃんと吉田のうどんを見せていますね。異常なほどではないものの、ちゃんと硬いとまで言わしめたコシはあるし、キャベツも入っている。肉類は無いけど、一緒に入っている天かす(たぬき)が肉のような感じの味わいになっており、肉類が無くとも十分美味しかったです。具も多かったですしねぇ。
もちろん、すりだねを入れるとしっかり辛い(笑)。つゆが濃い目なので、辛さも引き立ちますわ。
身延線は甲府~富士を抜けるもので、飯田線より短い距離ではあるものの、くねくねした曲線の多い路線になっています。そのため速度があまり出せないため近年は高速道路が整備されたことから車に押されがちだそうです。JR東海だからもっているという路線かもしれません。
その代わり、風光明媚な景色も楽しめるのがウリとも言えますね。ゆっくり走る中で、じっくりと景色を楽しむには、いい路線だと思います。
その後は、身延線の起終点である富士駅で乗り換え。
富士駅からは、どこかで乗り換えないといけないのですけど、今回は繋がりが悪いのか静岡県内で2回乗り換えを強いられることになりました。
1回目は、途中の興津駅。ここで島田行きの列車から、この駅始発の浜松行きの列車に乗り換えます。そうするとたいてい座れるんですよね。
2回目は、この列車の終点になる浜松駅。豊橋行きの列車に乗り換え、やっと静岡脱出。総じて2時間半(待ち時間も含めれば2時間45分)掛かりましたよ(泣)。
そして豊橋駅で最寄り駅まで帰りました。ああ、快速系列車のありがたみが、豊橋に来るとよくわかる・・・。
今回は、総じて約13時間の長い旅になりましたけど、雨に降られたのは身延線と東海道線の共に静岡県内だけ。ほぼ天候は悪くなかったのかなと思います。景色はいいし、余裕はない中でも美味い飯は喰らえたかなと自身を納得させています(笑)。
実は、まだもう1パターンだけ大回りの旅ができるんですけど、それはいつやることになるのやら・・・。